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内容説明
懐石料理六〇年余。料理修行の哀歓から、ダシの取り方、揚げ物の勘どころ、納豆に豆腐にお茶漬け、四季折々の旬ごよみ、食器入門、栄養と味と値段の三つを上手にかみ合わせた、家庭料理の食卓演出手引き。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
井上裕紀男
7
過去読です。懐石料理屋の主人が書かれた、至極繊細な料理と味の数々が惜しみなく出てまいります。 修行には高度の精神的努力が必要だとおっしゃるだけあって、料理法の説明にも品格が感じられ、改めて食材や季節感について意識を改めることになりました。季節の風物詩、食器、京料理など、内容が多岐に渡るので、どこから読んでも楽しめます。 今年は食について学び直したいと勝手に思っているので、また読み直します。大事な友人が教えてくれた一冊、今再び感謝しています。2021/01/09
オヤユビヒメ
2
辻嘉一さんの著書の中でも持っていたい一冊。 食材の扱いや、時代と食にまつわるエッセイなど、料理全般について幅広く触れている。2016/11/01
Gen Kato
1
再読。現在、マイ料理関連本再読ブームなので… だしの取り方や野菜の切り方など、基本的な手順が丁寧に書かれた本。食器の選び方もためになります。2014/06/24
僕素朴
0
わりと好きな文章です。はもの葛たたき、しめじの柚子釜…アー美味しそう!2008/07/27
オペラ座のカニ人
0
料理のお手本 感想 辻静雄さんの食材に関する本「うまいもの事典」に似ていて季節ごとにまとめられていたところは参考になりますが何せおよそ50年前に書かれた本なので今も通用するのかな。 2023/11/28