内容説明
会いたいのに会いたくない「二律背反」、好きな男のメールを裏読みする「一言一句」、噂と高感度の謎に迫る「悪事千里」、三角関係の結末は「漁夫之利」、「完全無欠」の愛はあるのか……。恋愛短歌の名手が、恋と人生の不条理を122語の四字熟語にからめ軽やかに描く、前代未聞の恋愛四字熟語エッセイ。せつなく甘く、ちょっぴり辛口。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
❁かな❁
130
お気に入りの佐藤真由美さんの本を読むのは4作目。今作は「四字熟語」恋愛エッセイ(笑)イラストは『りんごかもしれない』等で人気のヨシタケシンスケさん。ヨシタケさんのゆるくて可愛いイラストと言葉がピッタリで面白かったです♪佐藤さんは恋多き方だと思いますが今回も四字熟語のタイトルで色々恋愛について語られています♪たくさんの四字熟語を恋愛風に解釈されてるのも楽しい★電車通勤の時に読むのに最適でした!無理だけど両立させたい恋心と人生とまえがきで書かれていて恋愛体質の佐藤さんらしいと思いましたし、私も共感しました♡2015/07/11
takaC
61
今日訪ねた3館目の図書館の文庫棚で一際綺麗に輝いていたので迷わず借りたが、読み出して理解困難な文章を幾つか読み進めるうちに既読だったことに気づいた。登場人物が複数現れると代名詞が誰を指しているのかとてもわかりにくい・・・2016/04/09
seri
58
佐藤さんの考え方に共感しきり。こんなに賢くも恋多き女でもないけれど。それを「多情多恨」の項で納得。蠍座の女…!「情がふかい」と言われたことも「薄情な女」呼ばわりされたこと私もある。著者と違ってのめり込み過ぎないように予防線を張るタイプだけど。読む程に百年も千年も変わらない人間の不条理と向き合ってきたこの人の生き方が、とても好ましく思えてくる。飽きっぽいから永遠は怖いけど、偕老同穴には憧れて。好きな四字熟語は気分上々、一期一会。好きって言葉の意味を聞いちゃうくらい面倒くさい女なのは私も同じだから。2016/06/23
takaC
50
エピソードがつまらなくて退屈だった。辞典機能に特化した方が良かったのでは?2013/02/18
lonesome
23
佐藤真由美さんは今でもpillowsのライブを見に行ってるのかな。結婚相手に選んだ人が自分とはタイプの違う‘沈まない太陽みたいな人’だというところに、そういうものかもしれないなと納得した。―ピロウズを聴いて心が震えない相手と、一緒に暮らしたいと思ったんだ。―(p.126「同床異夢」)2013/11/06
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