内容説明
全国の温泉を自ら踏破し、温泉の歴史、効能、宿などにも詳しいご存知温泉教授・松田忠徳先生の最新本。全国から百名湯を選りすぐり、それぞれの温泉に関するウンチクを語り、役に立つ温泉情報、宿情報を提供する。
目次
第1章 北海道
第2章 東北
第3章 関東
第4章 甲信越
第5章 東海・北陸
第6章 近畿・中国・四国
第7章 九州
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
matfalcon
46
火山の島に「住まわせてもらってる」われら。そのリスクと引き換えに温泉という恵み。やれ地震だの、噴火だの、津波だのと騒ぐのは勝手やけど、Mother Natureの営みの前には謙虚にならんとな。2018/07/21
壱萬弐仟縁
0
通訳案内士日本地理の学習でも、あいまいだったり行ったことがない温泉をチェックするにはうってつけの本。四国に温泉がないわけではないが、紹介はない。どこの温泉でもいいが、試験対策以外に、気が向いたら出かけたい温泉を探したり、親孝行などで選ぶ際の資料としてもいいかもしれない。2012/07/11
bittersweet symphony
0
著者のポリシ-と、戦前の温泉案内本を参照するケースが多いためもあり、歴史があり泉質等にこだわった温泉の紹介が中心なので、宿泊ガイドとして利用すると風情のない古い建物等でがっかりするケースが無きにしも非ずという感じです。歴史・文学(種田山頭火連発にはちと閉口)ネタも少なくはないですが、数を絞ってそちらメインでもっと細かい話が出ていると読み物としては尚良し(著者には江戸の温泉文化に関する本もありますので、そういう傾向の著作もいずれ出るとは思いますが)。2007/06/14