新潮新書<br> 海賊の掟

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新潮新書
海賊の掟

  • 著者名:山田吉彦【著】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 新潮社(2012/06発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784106101809

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内容説明

ギリシア神話の昔から、大航海時代のキッド、ドレーク、あるいはカリブの海賊たち、日本でも藤原純友、倭寇、水軍、そして今日のマラッカ海峡に出没する略奪者に至るまで――古今東西、海のあるところ常に存在した海賊。国家や法律などの枠組みから抜け落ちた成らず者集団であったが、一方で必ず独自の掟を設け、驚くほど民主的な共同体を作り上げていた。映画やアニメの世界などでは窺えぬ、本当の“奴ら”の実態。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

優希

87
面白かったです。現代、西洋、日本の海賊について語られています。海賊はギリシア神話の古来から始まり、有名なカリブの海賊や和冦、水軍、現代の略奪者まであらゆる時代、古今東西に存在していたというのが興味深いです。映画やアニメの世界での海賊が目立ちがちですが、現実世界に存在してきたものだと改めて気付かされました。国家や法律といった常識から外れた集団でありながら、独自の掟で作られた共同体として海を暴れてきた姿を見たような気がします。本当の海賊の姿がここにはありました。2016/08/27

和草(にこぐさ)

8
掟もさることながら、海賊の歴史。現代の海賊、昔の海賊。海外の海賊。日本の海賊。海賊も生き残りをかけていて、大変そう。2013/09/16

かるかん

6
タイトル変えた方がいいんじゃないかな2014/03/10

寝落ち6段

5
海賊とは何者なのか。現代の海賊事情から中世欧州、カリブ海、日本の海賊の歴史をまとめた概要書。ざっくり海賊の概要を知るためには良いと思う。もっと細かく知りたい方は、それなりの専門書をお薦めしたい。なんだかんだで、海賊に憧憬がある。実物はフィクションとは違うが、なんだか男として興味が出てくる。時には私利私欲の為に、時には苦しめられる人々の為に、海賊と言ってもみんな事情が違う。船の誕生から同時に存在していた海賊。その本当の姿は何だろうか。2013/09/04

lop

4
おもしろかった。現代のテロリスト的な海賊、中世のカリブなどの海賊、村上水軍などの日本の海賊の三章に別れていて、海賊の知識入門としてはとてもよかった。この本を入り口にそれぞれ、より詳しい本を読む感じかなー2014/07/29

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