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内容説明
常に自らの死に直面した戦国武将。その緊張感は、彼らをして現代にも通じる多くの警句を残させた。例えば、「敵に塩を送る」という言葉がある。上杉謙信のエピソードに由来し、「苦境にある敵を助ける」という意味で人口に膾炙している。しかし、彼の本心は、人の弱みに付け込んで姑息な手段を取るものではないというところにあったのではあるまいか。本書では、天下を制した織田信長、豊臣秀吉、徳川家康を始め、武田信玄、上杉謙信、毛利元就、伊達政宗などの戦国をリードした人物はもちろん、なるべく多くの武将の言葉を拾うことを心がけた。時代の風を読み、情況に応じて自在に変化する男たちの口をついて出た言葉は、日々変化を続ける現代に生きるわれわれにとって、またとない人生教科書だ。「言葉は人なり」の事例を、歴史作家が丁寧に掘り起こす人物読本。
目次
第1章 リーダーとして将はいかにあるべきか
第2章 家臣のあるべき姿
第3章 武士たる者は…
第4章 戦いに臨んでの腹のくくり方
第5章 組織経営のあり方
第6章 学問、趣味、身だしなみ
第7章 息子への一言
第8章 妻女へ贈る言葉
第9章 生きるということ
第10章 人生のフィナーレにおいて
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ももも
2
戦国武将たちがみなかっこいいいぃぃー!!!2010/03/30
ゆたり
2
戦国武将の意外な一面。2008/09/17
おかポン
1
明日命があるかも分からない時代に生きた戦国武将の本音が表れている一冊。言葉だけでなく背景のエピソードも短くまとめられており気楽に読める。2019/12/23
ゆうへい
1
有名な武将からマイナーな武将までの名言が書かれていて、一言一言が極めて心に響くものがありました。読んでいると、色んな武将たちの器というものが理解できます。
tonsuke
1
織田信長、明智光秀、豊臣秀吉、徳川家康、石田三成、、、 武田信玄、毛利元就、上杉謙信、、いっぱいでてきます。その中でも、前田利家の義理の甥、前田慶次がいい味出しています。隠居後の我が家を「無苦庵」と名付けたそうな。あ~いいネーミングだ。読み応えありました。2018/04/23
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