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内容説明
死に臨んで先人たちは何を言い遺したのか―。それを知ることは、その人の人生のすべてを知ることだ。そして彼らの言葉が、この国の歴史を彩ってきた。満足して死んでいった者などいやしない。誰もが死の直前まで生き抜こうとした。血の通った言葉で探る、童門版・日本通史!
目次
第1章 未練を残した最期の言葉(有間皇子 源頼政 ほか)
第2章 武将たちの最期の言葉(太田道潅 毛利元就 ほか)
第3章 天下が治まってからの最期の言葉―政治家・名僧・学者たち(本多正信 由井正雪 ほか)
第4章 戯作者と名君たちの最期の言葉(大田蜀山人 歌川豊春 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Mayu
6
以前読んで面白かった童門冬二さんの本2冊目。こちらは歴史上有名な人物の辞世や、合戦などの人生の節目に詠まれたものなどを集めた本で、歴史が苦手な私としては、名前とか活躍した地方などの情報だけではすぐ忘れてしまいがちですが、その人がどういう性格か、というところと一緒に頭に入れると覚えやすいなーと感心。とても魅力的なエピソードが沢山紹介されていて、特に印象的だったのは毛利家の話かな、と思いますが、他の人々についても必ず良い面と悪い面があって、時勢にうまく乗れた人も何をやっても上手く行かず、失意のうちに亡くな2017/06/30
myama
2
うーん。おいしいどこ取りといえばそうなんだけど、武将のチョイスなり、そのことばのチョイスなりが自分の好きな武将の場合、え、それ!?と思ってしまい、ちょっと納得いかなかったり。いい言葉もあったんだけど、ちょっと100点ではないなあ、と偉そうに思ってしまった。すんません。好みの違いです。2010/03/13