黒い朝、白い夜

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黒い朝、白い夜

  • 著者名:岩井志麻子【著】
  • 価格 ¥1,562(本体¥1,420)
  • 講談社(2014/01発売)
  • 3月の締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~3/31)
  • ポイント 420pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062131575

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内容説明

なぜなら私は、好きな男を嗅ぎ分ける女だから――。3人の男たちと、それぞれに続いていく関係。そして生まれた小さな命とその喪失。――たちまち湿る、シマコが開く、私小説。私にはもう、中国の若い男と、ベトナムのセックスが巧い愛人と、韓国のかわいそうな男がいればいい。充分すぎる。それとは違う、永遠の男も欲しい。決して手に入らない、一生逢うことも叶わない、幻の男を。――<本文より>

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

そのぼん

7
甘く熟れたような香りが漂ってきそうな作品でした。 気だるげで奔放な主人公…。 手本にしたくなるようなタイプでは決してないのに、とこか憎めない感じがして、不思議でした。2012/03/23

あじさい

2
私小説でしたー。うーん、このシリーズものも 正直飽きたかなぁ…。 2012/03/03

mari

2
志麻子さんは好きで全部読みますが、異国の恋人?内縁の夫?シリーズの私小説はやっぱりあんまり読めないわ~。嫌いっていうんでもないけど読めば読むほど苦しくなってしまう。年齢的に重ね合わせてるんかもしれんけど。。。2011/12/27

くさてる

1
私小説、かな。あれほど入れ込んだベトナムの愛人とのあいだにもいつしか距離が出来、韓国で出会った男性を内縁の夫と位置づけるも、若い中国人男性との出会いに古めかしい「回春」という言葉を思い出す様子が語られます。繰り返すそんな日々のなか、過ぎ去った季節の思い出に浸りながらも、少しずつ、確実に時は流れていきます。その繋がりは、性が中心だけれど、性に淫してはいない、いないからこそ、簡単にそれで繋がってしまえるような、そんな人々ばかり。それは、普通の恋愛よりも寂しい感じがします。その寂しい匂いに、惹かれます。2011/06/03

hamm

0
2015/03/18

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