新潮新書<br> 世界中のお菓子あります―ソニープラザと輸入菓子の40年―

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新潮新書
世界中のお菓子あります―ソニープラザと輸入菓子の40年―

  • 著者名:田島慎一【著】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 特価 ¥462(本体¥420)
  • 新潮社(2012/04発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 120pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784106101663

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内容説明

ハーシーズ、ペッツ、マカデミアナッツ、激辛ポテトチップス……。いま身近に手にすることのできる輸入菓子にも、日本の店頭に根付くまでには沢山の物語があった。輸入制限と為替の障害、数々のブームと一発商品、バレンタイン商戦、そしてお菓子に情熱を燃やす型破りな人々の熱意……。一貫してお菓子の輸入に携わり「お菓子博士」の異名も持つ著者が、豊富なエピソードと共に綴る「輸入菓子の戦後史」。

目次

第1章 アメ横と大八車(盛田昭夫のツルのひと声;苦肉のティッシュ横向け作戦 ほか)
第2章 バレンタイン物語(社会現象となったバレンタインデー;“平台積み”が大成功 ほか)
第3章 一万円のポテトチップス(クリスマス商戦は2月が勝負;業界勢力図は見本市で読む ほか)
第4章 お菓子のグローバリズム(“クッキーのロールスロイス”秘話;土壇場での逆転成約 ほか)
第5章 スーパーブランドの哲学(「一品主義」の代表選手;ダリがデザインしたかわいいキャンディ ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

編集兼発行人

3
輸入菓子を扱う一小売業者の振返りに関する記録。流行の発信を軸にする営業展開は開店当初のキャッチコピーから「らしさ」が既に漂い以後のスタイルを決定している感。取引が成立した会社の佇まいも各々に独特ながら類似的でありコンセプトの精度とは連携の精度とも強く相関するものと推察。長期的に売り続ける商品と短期的に売り切る商品との見極めや横断的な構成と陳列などにより消費行動が二極化する買手へ繋ぐ文脈の演出にも余念が無い模様。世界的な均一性が侵攻し差異の醸成が困難化する中で哲学を維持すること自体がファッショナブルに映る。2014/05/05

shigoro

3
昔の輸入菓子にピンとこないモノもあるが、いち早く面白い菓子、ユニークな菓子を取り入れ、人々を楽しませたり、驚かせたのは確かなようだ。時代を先取りしすぎてハズした水、時間を掛けて文化として根付かせたバレンタン、賞味期限から売ることが出来ないからライセンスで買い取って、日本で作ったチップス。戦後の輸入菓子史=ソニープラザ史みたいなところがあるな。 2011/12/23

蜜桃

1
ひさしぶりに行きたくなった。余剰を買うのって贅沢。わくわくする。2013/07/07

haruki

1
ソニープラザは大活躍でした。確かに高いけどほしいものばかりだった2012/10/31

かん

1
ソニープラザを中心とした輸入菓子の小話。懐かしい気持ちになります。2008/09/03

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