売る男、買う女

個数:1
紙書籍版価格
¥1,320
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

売る男、買う女

  • 著者名:酒井あゆみ【著】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 新潮社(2011/10発売)
  • 3月の締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~3/31)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784103024316

ファイル: /

"Reader"および"Reader"ロゴは、ソニー株式会社の商標です。

内容説明

「前戯は最低でも一時間半。だいたい失神させてます」ヒカル(26)。「ホストを始めたのは、自分が本当に好きになれる女性を探したかったからなんです」澪(24)。「オレ、嫌なんです。お金でセックスするのって」翼(23)――暗く汚い商売だと思われがちなウリセンや出張ホスト。「軽い」「騙す」「口先だけ」そんなイメージの彼らだが、その素顔は、時として純情、時として強がりな、普通の男なのかもしれない……。男たちは、何ゆえに身体を売るのか? 女たちは、何を求めて男を買うのか? 元風俗嬢であり、元ウリセンの彼氏をもつ著者による迫真のノンフィクション!

目次

健司、迷い込んだ街・新宿にて
淳、セックス付きのセラピスト
ケイ、笑わない瞳が見つめる「買う女」
ジュン、ペット君の風俗嬢的刹那主義
翼、オレが身体を売らない理由
ヒカル、売れる男になるための道程
澪、唯一絶対の「愛」を求め彷徨うホスト
拓也、「売り」と「恋愛」の境目
英明、出張ホストクラブ・オーナーの人生
結城、元風俗嬢作家との恋物語

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ジャズクラ本

16
ゲイの男性客をメインとし、指名があれば女性客の相手もするウリセンを取材したドキュメンタリー。題材は良いのだが、取材する方の力量不足でお寒い内容。取材対象の破綻した論理にあっさり納得してしまったり、最初に「なぜ女は買うようになったのか」と問題提起しておきながら、あとがきも結論もなく取材しっぱなし。結論は各自考えてねと言わんばかりの無責任ぶり。最後の取材対象は元ウリセンだった著者の恋人を出して暴露したつもりのようだが、こちらには恐ろしいほど何の感慨も伝わらなかった。こんな本を出版していて大丈夫なのか、新潮社。2020/05/14

ボスむっち

2
出張ホストのほうが箱ホストクラブよりハードル低いんかな…ウリセンやら出張ホストやらについて知る度に私が箱ホストクラブに求めてるものってなんなんだろうと思う。私も英明さんみたいに相手との関係性を作る過程が好きなのかもしれないな。2023/10/18

れに

2
ウリセン、出張ホストで自らの身体と時間を売る男たちへのインタビュー集。タイトルに買う女とあるけど実際はゲイの男性に買われることのほうが多く買う女は少ないらしい。人生色々と言いつつも突出してインパクトのあるような人物はおらず正直どの男性も似たりよったりな経歴で誰が誰だか判別がつかない。インタビュアーの力量不足も感じた。何か題材の割には内容がやたらとペラい感もある。あとところどころ著者の自分語りが入るが、そういうのいらない。ちょっと酔ってる?自慢はいってる?インタビューするときに取材対象へのタメ口も気になる。2023/03/20

びせんて

1
店でのキャリアが長くなると、常連客に飽きられてしまう。。。2023/04/25

ひあひあ

1
所謂売り専、出張ホストにインタビューする本。 インタビュアー(著者)が決めつけ強く無い?と正直不快に感じるレベルだった。 また、著者の1人語りもうるさいので、苦手な人は注意。 良かった点は、人物も生い立ちが詳しく書かれているので、共感しやすい構成となっていたところ。2021/06/01

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/47223
  • ご注意事項