ZERO-SUMコミックス 光: 4

著者名：凛野ミキ【著】

一迅社（2016/01発売）

• ISBN：9784758052214

内容説明

蟹座の力を得て人を癒す能力を得た恩田秋子。阿高を思う気持ちからその行動はエスカレートし…。激しさを増す殺し合いの中、様々な思いが交錯する衝撃の最終巻登場！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[タク]

1巻から一気読み。00年代初期～中期に連載していたバトロワもの。作者からは、超常的な力を有したキャラにルール無用の世界観に安住させない覚悟や、（テメー勝手ではあるけれど）ある種の倫理観を持たせようとしているのが感じられて好印象なんですが、色んな面で見切り発車なのがバレバレなのがきっついです。とりあえず2巻でこの作品のテーマもエッセンスも総てわかるのでそこだけ読めばよし。3巻以降は本作を良くも悪くもサイコに彩ってくれた電波ヒロイン・秋子すゎんの怪演を見物したい人のみオススメですｗ。

2010/11/11

[ころろ]

ずーーーっと昔に読んだ。整理していたら出てきて、一気読みしました。この、鬱々として愛しく切ない、ドス黒い「命」の行く末。それが当時は気になって気になって仕方なかったなぁ。懐かしい。でも友達には流石に勧められなかった…。登場人物全てが正しくて、致命的に間違っている。悪、という言葉は、語る人間によって意味を変える。この世界には「善」も「悪」もない。ただ、叫び出す程に震える心が衝突を繰り返すだけ。まるで惑星のように。

2015/06/05

[のら]

【１〜４巻読】積読消化。イブクオフ。７人で戦う事課せられた惑星役割とその糧になる星座の役割背負った高校生達の戦闘もの。しかし戦闘ってより…自殺って印象。過渡期の辛さと狂気と暴力と血生臭さが充満。でも読まずにはいられない引力。伏線＆謎の回収なしで打ち切り感溢れる終了だけど、この狂気さがもっと長く続いたらきっと個人的にはギブだったと思うので…正直ちとホッと。３巻カラー絵は勘弁。アキコさんはヤンデレ選手権があったら確実に上位にくい込めますねーな見事なヤンデレ。それにしても一迅社ってグロ描写に寛容だ

2011/11/19

[kaico]

この後味の悪さがクセでついつい読み返してしまいます

2010/05/23

[しず]

人間汚いとか人間崩壊話は好物です　打ち切りもったいない・・・秋子かわいいよ秋子

2009/09/16