世界共和国へ - 資本=ネーション=国家を超えて

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世界共和国へ - 資本=ネーション=国家を超えて

  • 著者名:柄谷行人
  • 価格 ¥1,034(本体¥940)
  • 岩波書店(2013/01発売)
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  • ISBN:9784004310013

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ころこ

42
後期柄谷の仕事である生産様式ならぬ交換様式の探究です。生産様式でないところに資本主義批判が込められています。冷戦崩壊によりマルクス主義的言説が失調し、資本主義に覆われた世界をグローバリズムと批判していますが、著者が最後に構想する世界共和国はグローバリズムではないのかという批判は容易に想像できます。「産業資本が労働者を搾取するだけでなく、いわば自然も搾取」するとありますので、斎藤幸平『人新世の「資本論」』は10年以上前と同じことをいっていたことになります。本書が『人新世』と異なるところは2つあります。第一に2021/12/25

逆丸カツハ

33
若い人に読んでもらいたい本で、推薦できる機会がありそうなので読み直したが、全くこの手の話に慣れてない人に渡すのはやはり難しいか…。本当に今こそ読み直したいタイミングであった。2026/02/21

fseigojp

28
柄谷教の信者になった本です2015/10/17

白義

22
後の世界史の構造の見取り図を素描した序説的な本で、現実では暴力的な惨禍に終わったマルクスの理念をカント的に捉え直し、新たなユートピア論を構想しようとした意欲作。互酬、再分配、商品交換という交換様式の交錯により原始共同体から近代的な資本=ネーション=国家までの社会構造の歴史を整理し説明しているのは面白い。しかしそれらの最後に来る第四交換様式=Xによるアソシエーショニズムというユートピアの概念はというと未来へ導く理念としても姿がまだ不明瞭で、抽象性が高過ぎるという印象も。過去の思想家の読み直しとしても面白い2015/06/10

かふ

15
柄谷行人の文芸批評から現代思想に行くのは、マルクスによるところが大きい。『資本論』よりも『ブリュメール18のクーデター』とかの文体。それは日本の思想が文芸批評家(小林秀雄とか吉本とか)から行われたからなのか?2026/07/14

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