内容説明
災害が頻発する二十一世紀。現在、日本各地でもゲリラ豪雨や突風など原因不明の災害を目の当たりにすることがあります。中でも唯一、私たちを震撼させる災害は「地震」です。地震は回避できるものでもなければ予想し対策を練ることも不可能なもっとも恐ろしい災害と言えます。 この本はそんな恐ろしい災害から知恵や知識を一つ知り得るだけで“生き残ることができる”指南書です。戦史、軍事の専門家である著者、通称“サバイバルの達人”が過去に幾多の危機を脱した実体験から貴重な情報を伝授。実際にグラッと来たときにどうすべきか――状況判断の技術と工夫、生き残るための道具選びから、使用法、かしこい保管方法まで――どこで災害に遭遇したかもふまえて、徹底的に解説します。 この一冊で、あなたも“生存の達人”になりましょう!
目次
第1章 地震ですべてを失わないために
第2章 非常用装備を選ぶ
第3章 交通機関で遭遇したら
第4章 外出先で大地震にたち向かう
第5章 屋外で大地震に遭ったら
第6章 自宅で地震に遭ったら
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
金吾
19
○参考になる内容が多数含まれています。特に常日頃の準備は活用します。ロープの結索があれば更に良いのにと感じました。2022/08/30
ピオリーヌ
4
大都市での被災、とりわけ都市型直下型地震を対象とした指南書。やはり日ごろの備えが肝要。昨年の台風の際に実感した。2020/02/15
ぱぱみんと
0
基本はとても参考になりますが、内容的に古くなっている箇所がしばしば見られます。バイブルであることに違いはありませんが。2017/08/28
黒月 聖
0
同著者が書いた『サバイバル・ブック』と一緒に読んで欲しい一冊。
けんちきまる
0
生存術にたけた人は、基本的な事柄をきちんと押さえ、常日頃の注意を怠らないタイプの人間。サバイバル術のコツは、遭遇する確率を小さくする。基礎体力をつける。護身術や暴漢や危険にはすべて時間稼ぎが重要。反撃や脱出の糸口をみつけるため。勉強になったこと「{地震}飛ばされないようにする・迷ったら動かない・暴走しない・柱が多い場所へ逃げる{火事}低い姿勢・床から30㎝・髪や衣服を濡らす・声ではなく音で知らせる。声はココ一番にっとておく・埃に喉がやられるため。知っておかなくてはいけないことが多々ありました。2011/02/22