内容説明
予算はわずか。スタッフは少ない。海外支局も無い。永田町で番記者に邪険にされ悲哀を感じることも度々。それでもラジオには意地と心意気と知恵がある。戦争、震災、大統領選……あらゆる現場へマイク一本片手にラジオ記者は向かう。時に大物代議士を口説き落とし、時にファーストレディに身を捧げる。文化放送プロデューサーによる現場発のラジオ論。地味な奴だとお思いでしょうが、ラジオはこんなに面白い!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
rakim
6
ラジオ報道記者の奮戦記…といった野次馬的興味でおもしろい一冊でした。ラジオって一時は全く聴かなかったけれど最近聴くことが多くなったので、製作者さん側にもちょっと興味があって手に取った一冊。ますますラジオ聴取時間が増えそうです。テレビ>ラジオという図式に疑問は確かにあるので。2014/08/09
三田郎
3
文化放送記者奮闘記 記者クラブに入れる既存「オールドメディア」ではあるものの、大手新聞やテレビに比べるとラジオの取材は人数も少ないわ予算も少ないわで毎日てんやわんやの日々らしい そんな中でもスクープを狙っていく工夫やラジオならではの伝え方というところでは興味深く読み応えのあるものだった 知らんかったが大平正芳死去の第一報は文化放送らしい2025/03/23
calaf
2
ラジオの仕事の紹介本。これまで著者が体験してきた仕事内容を紹介した本。少人数で全てをこなすのは大変である反面やり甲斐のある事でもあるのでしょうけど...そこからもう一歩踏み込んだ話を聞きたかったかも。望み過ぎかもしれませんが。2012/03/26
Manabu Kataoka
1
テレビ・新聞・週刊誌とは違う、ラジオの記者という仕事。画が無く、声や音で現場の緊迫感や和やかな景色を伝える。見えない事が強みであり、魅力。他のメディアとは異なる個性を持ったメディア(ラジオ)の仕事を知る事ができる。2013/08/14
Katsuaki Mori
0
20180606-201806082018/06/08
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