内容説明
<神が人を殺した。これは神々の殺人の始まりだ>連続殺人の刺殺体の上には、奇妙なメモが残されていた。十津川警部は亀井刑事と共にメモを手がかりに出雲に向かう。祝島という無人島に辿りつき、神主の息子・神木洋介を容疑者として特定するが…。待望の文庫化。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
北の親父
5
フィクションとはいえ、今回の話はいただけませんね。荒唐無稽でした。2014/12/03
桂 渓位
4
狂信的な信仰心が、連続殺人へと結びつき、それを追う十津川班の話📕 確たる根拠も無いまま出雲へ行き、そこで証拠を見つけてしまう十津川警部(笑) 神がかるとは、まさにこのような展開を言うのでしょうね(^^ゞ 一つ疑問に思ったのは、人が住んでない離島で携帯は通じるのでしょうか?2021/11/21
ディープなつまみぐい
1
「神無月」、神々がこの月に島根県出雲に集まることから、他の土地では神様がいなくなるため「神無月」と呼ばれているとか。出雲大社へ行ってみたくなる作品。2024/04/24