内容説明
あのホイットが、ついに身を固めることにしたんだわ。独身生活を謳歌していた、テキサス一のプレイボーイが。そう悟って、イーディは激しく胸が痛んだ。彼は身近にいる平凡な女には目もくれなかったけれど、私はホイットをずっと愛し続けてきた。この思いを永遠に封じ込めなくてはならないなんて。ところが、ホイットは思いもよらない言葉を口にした。「僕が結婚したい女性は君なんだよ」イーディの心は天まで舞い上がった――すぐさま無残に打ち砕かれ、絶望の淵に沈むとも知らずに。★揺れ動く乙女心を緻密に描いた物語で、熱い注目を集めているスーザン・フォックス。今回もヒロインのときめきと悲しみが最後まで読み手を引きつけます。２００４年７月刊「花嫁の契約」（Ｉ－１６８９）、２００５年９月刊「花嫁のためらい」（Ｉ－１７７２）の関連作です。★
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あっちゃん
13
再読。久々にハーレクイン読みたくなったので…やはり、ハッピーエンドは気が楽だわ！2012/12/09
ぽこ
7
生真面目ヒロインと不器用ヒーロー。スーザンフォックスだけど、珍しく安心して読めます。思いを伝えるのに5年もかかるのって、長すぎです。2017/05/07
みータン
7
再読。これはスーザン・フォックス作品?!と疑うほど、シリーズの最初から、本編中もずっとヒーローが茶目っ気のある「いい人」です（笑）。ラストの告白の為にこの作品があるようなもの♪一言ヒーロー（ヒロインは言えなくても許す甘い読者です＾＾）が「愛してる」って言ってれば、二人とも5年も片思いする必要もなかったのにね（爆）と言いつつ、結構好きな愛読書＾＾ ★４2012/03/12
kina
5
孤独っつーか考えすぎ？直前に酷いS.フォックスヒーローの話を読んだのでこっちもその系統かと思い、「酷い発言まだ？」「ライバル女性まだ？」「金目当てという誤解？」とか色々予測しながら読んだが、どれも違って、ただお互い臆病で愛してると言い出せないだけだった。 奥手な日本人ならともかく、アメリカ人でもこんなことあるのかな2019/01/05
akiyuki_1717
5
再読。五年前にヒロインがデート相手に襲われそうになったところをヒーローに助けられる。ヒロインはそれ以来ヒーローに想いを寄せながら、一人で牧場をギリギリのところで切り盛りしている。ヒーローも親の代からの大牧場を経営し成功を収め、美人逹とのデートを重ねていたため、ヒロインは気持ちを秘め続けていた。ある日、ヒーローが怪我をした事をキッカケにヒロインに便宜的なプロポーズをする。ヒロインは戸惑いながらも承諾し、そこからほのぼのシーンが続きました。ヒーローが五年もウジウジしてたのが納得いかなかったけど、王道ロマンス。2017/08/14
