角川文庫<br> ある愛の詩(うた)

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角川文庫
ある愛の詩(うた)

  • 著者名:新堂冬樹
  • 価格 ¥726(本体¥660)
  • KADOKAWA(2013/09発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784043781027

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内容説明

小笠原の青い海でイルカのテティスと共に育った心やさしい青年・拓海。東京からやってきた美しい歌声を持つ音大生・流香。ふたりはテティスに導かれ、きらめくドルフィンビーチで劇的な出逢いを果たす。二ヵ月後、「君の笑顔がみたいから」ただそれだけの理由で、帰京した流香のもとを訪れた拓海は、彼女が抱えた心の闇を知る……。互いを想うあまり、哀しい運命に翻弄されるふたりの愛の行方は? やさしい涙とまばゆい愛が心の海にひろがる“純愛”小説(ピュア・ストーリー)。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

遥かなる想い

80
『忘れ雪』が良かったので、同じ著者の本書を読んだ。これも純愛で涙が止まらなかった。舞台は今度は沖縄であり、イルカが微妙な役割を 果たしている。『ある愛の詩』と言えば、洋画が有名だが 小説も清らかでよい。

Take@磨穿鉄靴

47
新堂氏の童貞物語。ターゲットは昭和の中学生。(褒めてます)ワガママな女の子とイルカとお話出来る不思議君のお話。古臭い描写や展開はある意味もうお約束と言った感じ。それでもなんだか読みやすくて進んでしまうんだよなあ。ツッコミながら。なかなかこんな感想を持つことは無いけどなんなんだろうね。不純な初老には少しコメディに感じてしまう。新堂氏の本まだストックあるんだよなあ。多分読むんだろうなあ。★★★☆☆2020/12/02

タルシル📖ヨムノスキー

34
白新堂3冊目。人によっては「甘すぎる」とか「綺麗すぎる」と言う人もいるかもしれない。でも私はこの物語が大好きだ。小笠原諸島の青い海、白い砂浜、鮮やかな緑と色とりどりの花々、そして眩しい日差し。全てが鮮明に心に浮かぶ。イルカと心を通わせる拓海の言動は純粋すぎて「こんなヤツいねーだろ!」とツッコミたくなるし、ネジくれた流香の言動は「それはヒドすぎる」と腹も立つ。でもこの物語に出会えてよかった。「逃げ道はいくつあってもいい、最後に行き着く道に目をそらさなければ、心の準備ができるまでいつまでも逃げ続ければいい」。2020/08/18

UK

32
離島でイルカとともに育ったまっすぐな青年と音大生の純愛物語。メルヘンとしてヤボは言わずに楽しもう。という姿勢がそもそもヤボか。新堂さんには白・黒あるそうなので、ご本人も確信犯だものね。白は白でいいのだけど、イルカや海の描写に今一歩のリアリティがあれば、メルヘンから小説になったかなあ。 2016/03/08

26
純愛モノが読みたいと思った時期に見つけた1冊です。ちょっとドラマッチックすぎ?な感じも否めませんが良かったと思います。ある愛の詩のテーマを聴きながら読みました。

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