流れ星が消えないうちに

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流れ星が消えないうちに

  • 著者名:橋本紡【著】
  • 価格 ¥737(本体¥670)
  • 新潮社(2011/10発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784103007517

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内容説明

大好きだった彼が死んでしまった。わたしではない女の子と一緒に――。それからわたしは玄関でしか眠れなくなった。辛くて、悲しくて、泣いて、喚いて……もう自分は二度と笑えないのではないかと思っていたのに。彼が死んでから一年かそこらで、わたしは他の男の子と付き合い始めた。待つと言って送り出したのに待たなかった。だって生きていかなきゃ――。深い悲しみの後に訪れる、静かな愛と赦しを描く、苦しいくらいピュアなラブストーリー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

佳蓮☆道央民

102
★★★★★★またまた連続で素晴らしい作品を読みました!読んで良かったです♪こんなに人を愛する、死んだ人を忘れられずに、でも生きなきゃならない。めっちゃ切ないけど、めっちゃドキドキして読めました!私は、加地君か、巧君だったら、加地君を選ぶかな。星を更に更に好きになりました!流星群を見たくなった。映画もされてるみたいだから、映画も見たいな。お父さんはどうなったかな?ちゃんと家族戻れたかな?当たり前の日々に感謝しようって思いました。いつも自分は死に目を向けて逃げるから、一回留まって、でも、止まらずにゆったり歩こ2016/08/12

ぶんこ

80
もし自分が若い女性だったら、このお話を読んでいると、羨ましくてたまらなかっただろうなと思いました。小学校の頃からの幼馴染との恋愛。気心が知れている相手でもあり、幸せいっぱいの高校生だったでしょう。その相手が海外の旅先で、知らない女性とバス事故に遭い、恋人同士として報道される。傷つき玄関でしか眠れなくなった奈緒子と、親友だった巧。残された二人が付き合うようになって、死んだ加地を忘れられない二人。切ないですが、巧の大らかさが救いでした。お父さんのことに関しては、私は母親よりなので、共感できず。2016/03/02

くろり - しろくろりちよ

67
少女が初めて好きになり少年と親友だった彼は、遠い土地で知らない少女と逝ってしまった。いつまでも幸せなカップルとして見守ることができなかった。二人は彼を失って恋人となるが、死んでしまってもなお二人の間にいつも彼が居るまま。それぞれの傷を抱えて、忘れるのではなく全てを憶えているままに、残された二人は手を繋ぐ。切ない、それでも精一杯生きていく二人を描いた恋愛小説。二人が自分を赦し、笑顔で居られるように。大きなストーリー展開はないけれど、静かに愛しい一冊。2013/05/29

66
奈緒子と巧と、流れ星のように消えていなくなってしまった加地くんと、どこか歪で、不格好な三角形。かつての恋人を、親友を、簡単に忘れることができるほど器用には生きられない二人が切なくて、愛しい。心の中にぽっかりと空いた大きな穴を埋めるにはきっとたくさんの時間が必要で、もしかしたら完全に塞がることはないのかもしれないけれど。今は加地くんの思い出をたくさんたくさん抱えたまま、それでも、前を向いて。生きていくうちに加地くんの存在は二人の中でゆっくりと形を変えていく。それで、きっといい。切ないけれど、優しい再生物語。2019/12/15

十叶

60
再読。思い出は綺麗なまま、人の心の一番深い処に留まって、ふとした拍子にふわっと残り香を漂わせる。 遠いちっぽけな地で事故に遭い、女の子と死んでしまった加地。死を切っ掛けに玄関でしか眠れない奈緒子。各々が引き摺る思い、苦しさに胸が詰まりそうでした。 加地が文化祭で奈緒子の為に用意したプラネタリウムに流れ星マシン。思いは届くよ!と背中を押した巧。 二人を心から祝福していた彼だからこそ、ここにいない加地と、ここにいる奈緒子の手を取り、ちゃんと『今』を見詰めて一歩を踏み出すお話。星空を思い浮かべて、どうぞ☆ミ2013/01/02

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