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内容説明
子育ての現場では、叱らなければならないことがいっぱいあります。たとえば、危ないことをした時、約束やルールをやぶった時、注意したのに何度も同じことを繰り返す時、親は子どもに反省を促し、行動を改めさせなければなりません。しかし、いつも大きな声で叱りつけるだけでは、子どもは「またか」と思うでしょう。子どもの心を動かし、行動を変えるには、時にはささやくように言い聞かせ、時には叱られる理由をきちんと説明して納得させなければならないのです。本書は、『しつけの知恵』『しつけの知恵 ほめ方編』に続く、しつけシリーズ第三弾として、ほめるよりも効果があがる叱り方の知恵を紹介しています。「叱るより『お母さんはこう思う』と提案の形をとる」「“なるほど”といったん容認し、“しかし”で切り返す叱り方」など、ちょっとした知恵を使うだけで、子どもはよい子に育ちます。「叱り方の知恵」100項目が満載された、しつけのバイブルです!
目次
第1章 子どもに考える力をつける「叱り方の知恵」20(「こうしなさい」より「どうしたらいいか」;叱るより、「お母さんはこう思う」と提案の型をとる ほか)
第2章 子どもに我慢する力を植えつける「叱り方の知恵」20(約束に例外を認めると、子どもの“三日坊主”は直らない;計画は自由に、実行は厳しく ほか)
第3章 子どものやる気を引き出す「叱り方の知恵」20(他の子との“競争”に負けたことを叱るな;“ダメ”“バカ”は、子どもの積極力を奪うタブー語 ほか)
第4章 子どもの行動力を伸ばす「叱り方の知恵」20(最初に都合を聞いてやれば、子どもは喜んで手伝いをする;「早く!」と叱るより、ふだんの生活のテンポを早めてやる ほか)
第5章 子どもの頑張りを応援する「叱り方の知恵」20(兄弟を引き合いに出して叱ると、子どもは一人歩きできない;兄弟喧嘩に親の介入はタブー ほか)