内容説明
ジュリアナは今日も剣を携えて森へ出かけた。一年前、城主だった父を亡くし、それ以来、男装して領地を守っているのだ。森は血と陰謀の匂いに満ち、闇夜にまぎれて密偵たちが馬を駆る。ジュリアナはひづめの音に耳をすまし、さっと身がまえた。誰かいる。敵だろうか、味方だろうか?彼女は部下を引き連れ、人影に近づいた。月明かりが蒼白の騎士の顔を照らしだした。★お待ちかね、シャロン・シュルツェの作品をお届けします。本作のヒーローは『砦に立つ貴婦人』(HS-220)にも登場したラナルフ卿に仕える騎士、サー・ウィリアム・ボウマンです。★
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mana
1
父の死後、男装をして領主を守るヒロイン。ある日、森で傷を負った男を助けて……。ページ数の割に内容が薄い。どちらも恋愛脳で危機感がない。もっとハラハラする展開が欲しかった。★★2020/11/05
suiu
0
のんびりしてるなー。 敵がいるんだから、もっとピリピリしようよ。 弓で狙われたのに、問題はそっちかい!とか突っ込みどころ満載。 2013/07/22
くろうさぎ
0
ウィル。あまりにも緊張感なさすぎじゃないでしょうか?誰に襲われたのか、もっと考えようよ~~!敵?もなんだかあまりにも、あっけなく終わってるし・・・・。この話は短編か、他の人の話に入れ込めばよかった?って感じ・・・。2011/12/05
こえん
0
話にいまひとつ広がりが欠けてるし、展開にも意外性やめりはりが感じられなかった。2009/05/20