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内容説明
「天皇」という語が初めて使われたのはいつか。
「女帝」はどのような背景のもとに登場したのか。
「王統」はどのように受け継がれてきたのか。
練達の日本古代史研究者が、東アジア世界との関係を視野にいれつつ、卑弥呼の時代から現代までを通観し、「天皇」の歴史をたどる。
この列島の王権のありかたを考えるための基本書として最適。
目次
序章 天皇は「王」ではない
1 倭王の時代
2 「王」から「天子・天皇・皇帝」へ
3 唐風の王権への模索と底流
4 東アジアの大変動と古典的な国制・文化
5 武家の台頭とモンゴルの襲来
6 近世の天子と将軍
終章 近代天皇制の諸問題
おわりに 国際的交通と天皇制
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スター
34
皇室の歴史について、古代から平成まで書かれた本。わかりやすい内容で、知らなかった事も多く、興味深い内容だった。2024/02/13
DualBlueMoon
2
姓をもたないからなのかな。2017/04/01
百式改(公論サポーター東海)
2
歴代天皇の諡号を取って〇〇朝とするのは研究者の間では普通の事なのか?皇室祭祀は新嘗祭 神嘗祭以外は明治以降の物とか、?の記述も有るが、総じて読み易く勉強になる良書です。2017/01/30
Rusty
2
日本社会が重層性を受け入れやすいこと、民族的に大きな違いが少ないこと、諸外国が対立する中で手を出し難い状況にあったことなどから、前代の権力を放逐せず、むしろその権威を利用してきたとする。なかなか面白い。2016/05/14
おらひらお
2
2006年初版。タイトルの通り天皇の歴史を通史的にみることで、その特徴をとらえていいますね。また、東アジアとの関連性も視野に入れているところがやや斬新かな。2012/03/16
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