内容説明
私に似合う服がない? ぴったりの家電がない? ここぞという時に、ストッキングは破れ、美容院では凡庸な接客にのせられ、ついには「専業主婦」になりすます! いつも裏目に出ても無難な生き方にはおさらばしたい。「結婚しない」を決めたわけではないけれど、「恥の心を捨てずに、しなやかに、したたかに生きる」。でもこれって結構大変?
目次
体に合う服、どこにある?
セールで勝負
化粧品にかける意気込み
ヘアスタイルの挑戦
美容院のストレス
鞄の悩み
身支度、万全?
見た目は大事、けれど…
女は美人が嫌い?
「顔が命!」に学ぶこと〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アルパカ
8
こういう状況のせいか、人が亡くなる小説を読みたくなくなってしまった・・・。なんでもない日常のエッセイがほっとするようになってしまいました。こちらは40歳を挟んだ数年間に執筆されたもの。「味の許容範囲」私もあまりにも好き嫌いの激しい人、こだわりの強い人とは食事を共にしたくない・・。何でもおいしく食べる、好き嫌いのない人のほうが人間的にも寛容で魅力的なような気がするんですが‥。2020/10/23
愛奈 穂佳(あいだ ほのか)
4
【ココロの琴線に触れたコトバ】商店主は一国一城の主。自分のところの品には、誇りと知識を持っている。客としてはまずほめる、負担にならない限りにおいてすすめに従う、そして、ときに頼る、が、よい関係を築く付き合いではないかしら。2014/12/30
ピリカ
1
岸本葉子さんの本は大好きで、また、人生のお手本、参考にと思って読んでいます。日々の何気ない生活が書かれていますが何故か読むとホッとするような気がするので、他の作家の本を読んで疲れたとき(感動したり、興奮したり)に手に取りたくなります。2014/04/14
うりゃりん
1
ここのところ読んでいた本が、けっこう重い内容だったので、こういうエッセイ集は気楽で楽しい。ひとつひとつのテーマが身近で、私もひとこと、なんて言いたくなる。まあそのテーマを探すのが大変で、それが分筆業の方の苦悩ではあるのでしょうが。他にも何冊か読んでみたい本があるので、この著者はチェックですな。2012/04/19
Man
0
おもてなし、本当にその人のため? 2015/08/02