内容説明
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まず否定すべきは発端・隆盛・衰退という発展史観や衰退史観である。変革・転換期の象徴である〈院政期〉から脱し、時空を輪切りにする。近代人が幻想化した文学史という〈物語〉を根源的に捉えなおす畢生の大作!
目次
1 院政期文化と文学
2 大江匡房論・前編-記と江談
3 大江匡房論・後編-伝と願文
4 源俊頼論
5 大鏡論
6 今昔物語集論
7 物語と周辺