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内容説明
世界から憧憬の眼差しが注がれる経済大国? それとも、物真似上手のエコノミック・アニマル? 地球各地で収集したジョークの数々を紹介しながら、適材適所に付された解説により、異国から見た真の日本人像を描き出していきます。『世界の紛争地ジョーク集』『世界反米ジョーク集』に続く、同著者入魂の第三弾は、読者からも問い合わせの多かった「日本人をネタにしたもの」を満載しました。笑って知って、また笑う。一冊で二度おいしい本の誕生です。知的なスパイスの効いた爆笑ネタを、ぜひご賞味あれ!
目次
第1章 ハイテク国家像―クルマからアイボまで
第2章 お金持ちの国―バブルそして崩壊へ
第3章 勤勉な人々―会社人間・カロウシ
第4章 日本人的アイデンティティ―集団行動・笑わないなど
第5章 神秘の国ニッポン―風習・宗教・衣食住など
第6章 歴史・政治・外交―アメリカ&中国との関係
第7章 世界で活躍する日本人アスリートたち―スモウからイチローまで
第8章 新たなるニッポン像―世界を席巻する日本のマンガ&アニメ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
143
日本人が世界でどの様に見られているのかよく分かった。最近では日本礼賛本が増えて来たけどまだ当時はそういう本がなかったなぁと思った。2010/01/27
月讀命
103
この本を読んで、笑い方にも色々あることを知った。ゲラゲラ笑う。ほくそ笑む。嘲笑う。腹の底から嗤う。泪を流して呵う。外国人がどのように他国の国民を眺めているか。外国人は日本人をどんな人間集団と観察していて、どういう行動パターンを取る人種と考えているかを知ることはとても興味深いことである。この本は、各国の国民性を風刺的に描いているジョーク集であり、時には小馬鹿にしたり、卑屈になったり、差別的であったりもするが、言い得て妙である。併せて、続編世界の日本人ジョーク集も一気に読んでしまった。2010/07/30
ひろちゃん
54
世界の中で日本人がどんな特徴を持つのかがよく分かる本。お人好しで真面目な日本人好きだけどフランスとかイタリアあたりにすみたくなってきた。2016/09/08
まる
51
聞いたことのあるものもありましたが、面白かったです。裸の妻と初対面の男を見て自分も裸になるフランス人楽しすぎる(笑)それにしても、ジョークであっても日本人の扱いがあまり悪くないように感じられたのは、ある程度選んでいるから?それとも単に私がステレオタイプな日本人を好ましく思う気持ちがあるから?少し古いものなので、新しいものも見てみたいです。2016/06/14
Kaz
50
発売当時に読んで以来の再読。エスニックジョークは、異文化同士の社交的意味合いがあるんだなというのが、第一印象。ステレオタイプで語られる中に、実は、真実が沢山含まれている。「そうそう、そういうとこあるわ」と、何となく頷き、苦笑し、「うまいなあ~」とか「こんなオチもあるで」とかつぶやき楽しめる。この手のジョークを楽しみ使いこなすためには、民族の特性を見抜く目であったり、自国の特性を第三者の目で見つめる謙虚さが必要。こういったことって、日本人は苦手ですよね。2012/10/01