内容説明
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これまでの公教育としての社会教育や自己教育運動としての社会教育を対象とする研究が前提としてきた人間のあり方そのものが変容してしまっている今日、改めて新たな人間のあり方の構築に向けた社会・生涯教育学の視座を提示。
目次
1 国民について(「近代の崩れ」と生涯学習
方法としての国民について-教育基本法の解釈のために
方法の理想化-中国近代教育史研究における「近代化」
「社会教育とは何か」をめぐる戦後社会教育論の展開)
2 自明性の崩壊と再生(自我の再構築を問う社会・生涯教育学へ
生産主義を再び)
3 つながりを生きる(大学の授業を社会に公開する-名古屋大学教育学部「県民への授業公開プログラム」アンケートの結果
高齢社会におけるまちづくりと生涯学習-「いきいき刈谷プロジェクト」と中心市街地活性化の初歩的な取り組みについて
高齢社会の学習コミュニティ構築に向けて-大学と民間企業によるシニア・プロジェクトの初歩的な成果)
“外部”の終焉と私たち-新たな自我構造と大学の論理の危機/結びにあたって
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