内容説明
この本は、長い間商社で働き、サラリーマンとして経験した生々しい問題をキリスト教の聖書を教える側から取り上げると、どうしたらうまく対処できるか、どのような生き方が生まれるかを具体的に説いた素晴らしい本だと思います。壮・中・高年の方々にお勧めします。――日野原重明(聖路加国際病院理事長)
世界経済はキリスト教国家が支配している。キリスト教を知らずして経営は語れない。その意味で聖書は最高の経営書であり、その中には経営のエッセンスが詰まっている。ところがここに聖書以上の経営のバイブルが誕生した。なんたってキリストがあなたと同じ悩めるサラリーマンなんだから! ――江上剛(作家)
目次
第1話 得意先の課長に接待の席で殴られたら?
第2話 法律に違反する仕事を依頼されたら?
第3話 セクハラされたことを相談されたら?
第4話 取引先の相手に人事介入されたら?
第5話 「税金泥棒」的な会社を見てしまったら?
第6話 いじめにあったら?
第7話 不当な理由で地方転勤を命じられたら?
第8話 派閥抗争に巻き込まれたら?
第9話 駄目な同僚に足を引っ張られたら?
第10話 自分より無能な同僚が出世したら?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
明鈴
2
初めて見かけた時、なんてふざけたタイトルだと思った。内容もビジネス本の類なんだろうと一瞬決めつけかけだが、出版社が「阪急コミュニケーションズ」だったので、ちょっと手にとってパラパラと見てみたら、本物の牧師さんが書いてらしたので借りてきました。読みかけだった本を放り出し、寸暇を繋いで 一気に読んでしまった。聖書を読んでみた人は多いと思うけど、なかなかそれを自分のために生かせる人は少ないと思う。しがらみや板挟みや嫉妬や欲で、日々あえいでいるのが現状かなーと思ったり。そんな1つ1つの事例に対して 物の見方 捉え2014/08/22
はぐれ猫
1
接待、セクハラ、人事介入、法規違反、いじめ、派閥抗争、足の引っ張り合い、無能な同僚の出世、、、サラリーマンに起こる様々な問題をクリスチャンだったらどう切り抜けるかという話。なかには、え、それ?って解決法もあって確かに普通じゃ思いつかないなぁと。元サラリーマンだった牧師ならではの着眼点ですがそれぞれ、どう祈ったかというところは面白かった。いじめにあったら?はちょっとこの世のサラリーマンの怖さを知りました。それを甘んじて受けとめる強さは人にはないからこそ、信仰によるキリストの力だなぁと。2013/12/14
黒木 素弓
1
エリートサラリーマンがクリスチャンだったら…というお話。短編集です。エリートサラリーマンだった牧師さんならではの切り口です。2011/06/22
まさと
0
断捨離中に発掘。今でも読みたくなる本名だなあ。2015/12/31
アズサ
0
切り口は斬新で面白い。だけど全体的に惜しぃ...2011/12/30