ビッグコミックススペシャル おろち（２）

著者名：楳図かずお【著】

小学館（2014/12発売）

• ISBN：9784091800398

内容説明

▼第1話／秀才▼第2話／ふるさと▼第3話／鍵●あらすじ／その少年の名は「立花優」。頭の良い父親と、やさしい母親のもとに生まれた優は、1歳の誕生日の夜、自宅に侵入してきた強盗に首筋を刺されてしまった。一命は取り留めたものの、その日を境に父は無気力になり、母は怒りっぽくなった。母から勉強ばかり押しつけられ、友達も出来ないまま成長していく少年の人生を、おろちは興味深く見守り続ける…（第1話）。●本巻の特徴／摩訶不思議な力を持ち、時を超えて存在する美少女・おろち。行く先々で哀しき運命を背負った人間と出会い、その翻弄されゆく人生を傍らから観察し続ける…。楳図かずおデビュー50周年記念企画として、先に刊行された『へび女』『ねがい』『蟲たちの家』に続く“UMEZZ　PERFECTION！”第2弾が、全4巻で登場！！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[keroppi]

おろちは、永遠の時を生きる美少女。不思議な力を持ち、人の心に入り込み、人の生き様を見続ける。人は何ゆえ人を憎み、人を貶めようとするのか。その視線は怨念に満ち、見るものを震え上がらせる。楳図かずおの描く目は鋭く、血飛沫より恐ろしい。

2025/05/20

[白黒豆黄昏ぞんび]

おお！久しぶりに読んだら怖かった！！楳図先生はわたしの中でいつまでも新鮮だ！

2017/08/17

[yk]

秀才、ふるさと、カギどのお話もおもしろかった。けっこう考えてしまうようなお話でしたね～。噓つきはなんにしてもだめ！

2024/09/01

[yom]

「秀才」そうきたかー。愛憎入り混じるというか、これもまた親子愛、なのか？「ふるさと」ジョン・カーペンターの『光る眼』。「鍵」いや、嘘つきは治ってくれよ笑

2024/05/24

[DRAW]

わたしはおろち

2013/06/01