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内容説明
ちょっと元気が出る短篇集。この町に暮らすぼくたち私たちの、友達や学校や家族のこと。笑ったり、悩んだり、いろんな事件が巻き起こったり――。新鋭・衿沢世衣子の初短篇集。「誰かのことを大人だと思っていた子供が、自分で歩き出せる、そんな物語が好きみたいです」(衿沢世衣子)衿沢 世衣子(えりさわ せいこ)1978年10月13日東京生まれ。高校卒業後ロンドンのキャンバウェル・カレッジオブアートに留学。在学中に近況やロンドンのファッション事情などをマンガで描き、私製のペーパーとして複数の友人に向け郵送していた。それを読み面白がった友人の薦めにより、コミックH誌に投稿したところ、編集部の目に留まりいきなりデビューが決定、初のストーリー短編「カナの夏」が掲載される。以後同誌ほかコミック・キュー、junie、アックスなどで作品を発表。本書が初の単行本となる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かっぱ
28
ちづかマップから始まった衿沢世衣子祭りもそろそろ終わりそうです。「鳥瞰少女」、「明日の朝に」がよかった。表紙にもなっている「明日の朝に」の妹のおまじない。小学生のころ、下校途中にワーゲンビートルを何台見たかを競っていたことがあった。「黄色いワーゲン」を見たらいいことがあると言っていたのを覚えている。ああいうことって、誰が言い出してやってたことなのか、まったく思い出せない。2015/12/18
ソラ
25
衿沢世衣子さんの初期短編集。シリアスなものから良い意味でくだらないものまで揃っていて幅が広い。良かったのはよしもとばななさん原作の「ファミリー・アフェア」、ブルマ廃止にしたい女子高生と廃止阻止に暗躍する組織を描く「体が育つ」、妹思いの姉と妹との関係を描いた「明日の空」が特におすすめ。2013/09/23
exsoy
10
どこかでブログ記事を見てからずっと読みたかった作品。「鳥瞰少女」が切なくて好きだなぁ。2011/07/16
さすらいのアリクイ
4
マンガの短編集。「俯瞰少女」…ドラえもんのタケコプターが出てくる短編。タケコプターが使える世界で少女がタケコプターで空を飛び飼い犬を探すがどうやらタケコプターが使えなくなる年齢に差しかかっているらしく少女も飛べなくなる。大人に近づくということなのでしょうが切ない話。「ファミリー・アフェア」…職場がなくなるとお父さんが家族に報告する場面からはじまる家族劇。家族それぞれが何かしらの不満や問題を抱えていて、話のはじまりの方ではそれでも家族っぽくまとまろうとするけれども個々の生き方が家族の形を変えていく…。2018/06/20
allite510@Lamb & Wool
3
2005年発行の初単行本。既に完成されているが、ところどころ サブカル臭が感じられるところも面白い。「夏坂」のオネエ言葉男子など、キャラの立った脇役の揺るぎなさの横で、ほんのちょっとの居心地悪さを感じている主人公たちの塩梅がいい。あと、「明日の空に」の妹大好き姉ちゃんかわいすぎ。2017/03/12
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