- ホーム
- > 電子書籍
- > 教養文庫・新書・選書
内容説明
ジェイコブ・シフ、ドイツ系ユダヤ人でウォール街を代表する投資銀行家――。この男の助けがなければ、日本は日露戦争に勝てなかった。国家予算の六倍以上の戦費をつぎ込み、継戦不可能というギリギリで掴んだ戦勝。その戦費の約四割を調達したのがシフだ。なぜ彼は極東の新興国日本を支援したのか? その生涯、対日支援の動機とともに、叙勲のために招待された際の「滞日記」を、日本にはじめて紹介する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
中島直人
4
(図書館)読了。日本を好きなことが、ほのぼのと伝わってくる。2023/04/08
あおき
3
日記を100%本人が書いたのであれば、シフさんの記憶力は驚異的だと思う。2013/05/05
LeoPong
2
日露戦争そのものの物語というより、シフ氏の目を通じて明治期の日本を知ることが出来る良著。2015/02/26
Humbaba
2
世界を驚嘆させた日露戦争における日本の勝利.その戦費は,当時の国家予算の6倍という,想像を絶する額であった.そんな莫大の戦費の半数近くを支えたのが,あるユダヤ人銀行家であった.2012/01/20
東側ギャン
1
日露戦争の日本の資金調達の研究で一投資家にスポットを当てた作品。日露戦争の調べ物に2017/05/08