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内容説明
不思議がいっぱいの「お江戸の町」。そんな不思議や素朴な疑問に答えたのが本書である。たとえば……徳川家康が入国した当時、江戸はどんな様子だったのか? ほんとに「八百八町」あったのか? 裏長屋のゴミ処理はどうしていたのか? 警察官は何人いたのか? なぜ隅田川に橋が少なかったのか? 交通事故はあったのか? などなど。ちなみに、家康が入国した1590年ごろ、江戸はまださびしい町でしかなかった。江戸城はあったものの、石垣もなく、その規模はのちの城と比べるべくもなく、すぐ前に入江が広がり、現在の浜松町から新橋、日比谷、霞が関、大手町あたりは、すべて海の底だったという。本書は、そんな昔の江戸の姿から、住宅事情、交通事情、ゴミ問題からリサイクル情況、犯罪と捜査網、盛り場から町の運営まで、「お江戸の町」についての157項目の素朴な疑問に答える。読んだ後に、読者を「江戸通」にしてしまう本である。
目次
江戸の町づくりはどのように進んだのか?
江戸城は家康の代に完成したのか?江戸っ子はどんな水を飲んでいたのか?
道路と交通事情はどうだったか?
江戸が「水の都」というのは本当か?
江戸にはほんとに「八百八町」あったのか?
江戸にはゴミ問題がなかったのか?
ほんとにリサイクル社会だったのか?
食材はどこから集まってきたのか?
江戸にはいくつの橋があったのか?
お金事情はどうなっていたのか?
火事にはどう対処したのか?
大江戸捜査網はどうなっていたのか?
犯罪人はどう罰せられたか?
江戸の住宅事情はどうなっていたのか?
江戸っ子は四季をどう楽しんだのか?
江戸にはどんな盛り場があったのか?
町はどのように運営されていたのか?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なつき
ぞるば
かず1号
ぞう