内容説明
マチルダはもう21歳だというのに、過保護な兄たちに囲まれているせいで恋もできなかった。その兄が留守にしている今こそ、恋人を見つけるチャンスだ。夜遊びを計画する彼女のもとに、兄の友人のドーソンが訪ねてくる。セクシーなドーソンには、初めて会ったときから思いを寄せてきた。だけどずっと年上の彼の目には、私の姿なんて映ってはいない。マチルダはハンサムなカウボーイたちとのポーカーに参加するが、ついてきたドーソンのせいでその場から追い払われてしまう。怒りをぶつけようとして、ドーソンと目を合わせた彼女ははっとした。ドーソンといると、私の心はどうしようもなく燃え上がってしまう。でも、なぜ彼は私につきまとうの?■『富豪一族の伝説』もいよいよ15話目です。ずっと不穏な動きを続けてきたクリントはどうなるのでしょうか?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
糸車
16
読んで感想を書かないで放置している間に内容がすっかり頭から抜け落ちていた。過保護な兄たちのせいで恋愛経験がないヒロイン。人並みに異性に興味はある。彼ならきっとわたしをときめきを与えてくれる。彼女が捨て身で迫ったヒーローは実は兄たちから妹を守ってくれと依頼されていて…。なんだろう、中途半端なお話でした。ヒロインを狙う悪者もちょこっと登場するだけだし。ヒロインに魅力を感じられなかったのも残念。2021/06/06
akiyuki_1717
5
このシリーズ、誰も感想がないのが頷ける、どこを取っても中途半端なストーリーです。21歳のヒロインは兄たちに過保護に守られ、男性から遠ざけられていたため、兄たちのいない間に、男性と気軽な付き合いをしようと考え、兄達はそれを見越して、堅物の親友に身なりを頼むという…ありふれた馬鹿げた内容です。悪い男に付きまとわれているとか、騙されているというならまだ理解できるけど、実際自分の仕事を休んでまでお守りするって信じられないし、初ベットインの翌朝に兄が寝室に入り込んでくるのもありふれ過ぎて、それで結婚もおかしな話2018/06/28