内容説明
清純派女優八木橋紀子との密会に溺れている最中だった。助教授宮本の妻は暴行殺害され、幼子が消えていた。息子はきのう鍵を誤飲し、危険な状態にある。紀子はTVで犯人に呼びかけるが、事件は次第に予想もつかぬ貎を見せ始めた……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ヱビス
4
トリックは単純なようで入り組んでいた。不倫と人死が連発。ストーリーが不自然に展開するのが気になったが、まあ、いいや。2014/04/23
アヴィ
0
傑作ミステリーを量産した森村誠一だが、誘拐物は意外と少ない。がっつりと本格的に誘拐を真正面から扱った本作はかなりのレア作品。当然誘拐物が少ないのには理由があり、サスペンス調の内容と森村誠一文体はとても相性が悪い。だがそれを逆手に取り、いつもの森村誠一ミステリーに誘拐を落とし込むことに成功している。同時進行のエピソードが綺麗に纏る爽快感はいつも通り。伏線らしき思わせぶりな話が、散らばったまま放置されるところもらしさ。2025/09/09




