内容説明
作家デビュー以前の若き日。激動の時代、熱き思いを秘めて、つねにハングリーだったあの頃……。当時のエッセイや小説の一部、日記など貴重な資料を生かした青春記。五木寛之はどのようにして作家になったのか? さまざまな困難にぶちあたりながらも面白い大人たちや仲間に出会い、大きな運命の流れに導かれてゆく一人の青年の情熱と熱い日々がいきいきと伝わってくる衝撃の告白的自伝、ついに電子書籍化!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よし
2
北欧、ロシアの旅、放送作家、CM作家時代、金沢での処女作「モスクワ愚連隊」新人賞。放送作家、文字通り「デビュー」二十代、三十代の頃の作品。2023/01/04
タケヒロ
0
デビュー以前の青春時代をつづった本です。作者の中には定住と安住を苦手とする体質があるようです。これから作家をめざしたい。作家になる経緯がよくわかりました。2013/06/09
jupiter68
0
五木寛之のデビュー当時の内容が理解できる。興味がある。モスクワやポーランドの昔の状況がわかるところがある。今とは違うのだろうな。楽しい時間だったよね。という感じです。2018/07/21