集英社コバルト文庫 花龍神話

著者名：真堂樹【著】

集英社（2012/02発売）

• ISBN：9784086006378

内容説明

本土、紅海(ﾎﾝﾊｲ)の港近く。外国人居留地で催された夜会に、婦人客の宝石を狙う盗賊団が押し入った。叫び声と銃声の響く中、あやしい男と出くわしたマクシミリアンは、気まぐれから男の拳銃を預かったのだが…（「石榴石(ざくろいし」）。底知れぬ闇を抱えながら白龍(ﾊﾞｲﾛﾝ)を統(す)べるマクシミリアンと、彼とともにあることを選んだ花路(ﾎﾜﾙｰ)の頭(ﾄｳ)・飛(ﾌｪｲ)。ふたりが出会う以前から現在までを４つの物語で綴ったスペシャル外伝集！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ささづけ]

短編4本収録。それぞれの過去編から最後に現在のお話っていう構成がよかった。過去があるから今があるのだなあーと改めてしみじみ。飛にもマクにもね。しかし15歳のマクが既にほぼ完成されたマクすぎてちょっと動揺した…ｗ

2014/07/30

[minitank]

再読。

2015/01/22

[あっしー]

紙書籍にて初読。

[punto]

追記。

2008/08/04

[栫]

本当に真堂さん美少年大好きだな！って感じの外伝。15歳のマクはもう既に出来上がっちゃってるし、今回は2人とも女装しているお話が入ってる。飛が背中に神龍の刺青を入れるきっかけのお話好き。そして花路の頭になる話も。確かコバルト本誌で読んだのかな？1本だけ街が治まったあとの2人のお話なんだけど、本当に人たらしな飛。でも子供に大事なお宝を盗まれる様で花路大丈夫か？と思いながらも進行上仕方ないかとも細かいことは頭の隅へ置きながら読んだ。

2025/03/13