内容説明
江戸時代,北海道は「蝦夷地(えぞち)」と呼ばれていました。そのえぞ地に日本人が住む前には,アイヌという,日本人とはまったく生活習慣などの異なる人びとが住んでいました。
和人(当時,日本人はアイヌに対して自分たちのことをこう呼んでいました)は,もともとアイヌの人びとの土地だった北海道に,どのようにして入り,住むようになったのでしょう。
室町・戦国時代から明治維新頃までの,北海道におけるアイヌと日本人の歴史を概観できます。また,いま世界各地で起きている民族の違う人びと同士の争いの問題について考える視点をも与えてくれる1冊です。
★★ もくじ ★★
第1部
江戸時代と蝦夷地=北海道/江戸時代に北海道にいた和人/江戸時代の松前藩/松前藩の領地/江戸時代のアイヌの人口/外様大名と譜代大名/戦国時代の松前家/昆布の話/昆布とニシンの話/江戸時代の商業の中心地=大阪
第2部
北海道に永住した人びと/コシャマインの戦い/和人とアイヌとの休戦/蠣崎季広の和平提案
第3部
アイヌの人たちの食料/日本の外国貿易/〈商い場制度〉と〈場所請け負い制度〉/シャクシャインの戦い/幕末の北海道/アイヌの人口の変化/北海道の人口の増大/余所者の旅行記に見た松前とアイヌ
アイヌと和人の歴史年図/北海道の人口グラフ/あとがき
※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、予めご了承ください。試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
SK
0
226*和人とアイヌの歴史。内容がサラッとしているので、もう少し詳しく知りたかったかな。クイズ形式もいらない。江戸時代、和人よりアイヌがはるかに多かったということはない(P.16)。商い場制度(P.70)。1999年現在、「私はアイヌ」と名乗る人が少なくとも2万3767人(P.76)。2016/09/04
田舎っぺ狸
0
日本人とアイヌとの関係をわかりやすく簡潔に説明した本。コシャマイン,シャクシャインの戦いを,支配していた日本人に対しての反乱ではなく,日本とアイヌとの戦争だから「乱」ではなく,「戦い」と直している。また,江戸末期のアイヌ民族の住居,家庭について日本人,アメリカ人の旅行記等で,「室内は清潔で清掃が行き届き,品格にあふれている」様子を紹介している。決して「旧土人」であったことなどないことを言っている。2015/05/07
-
- 電子書籍
- 夫に殺された将軍夫人の第二の人生【タテ…




