新潮文庫 謎と殺意の田沢湖線

著者名：西村京太郎【著】

新潮社（2014/09発売）

• ISBN：9784101285184

内容説明

国立市の豪邸で殺害された夫妻は、秋田県・田沢湖近くの出身だった。彼らの生家は、すでにダムの底に沈んでいる。故郷を喪失した村人をめぐる悲劇に、十津川警部は何を感じたのか（表題作）。「かおりを見つけ出せ。さもないと東北本線を爆破する」脅迫状が警視庁に届く。犯人の真の目的とは（謎と絶望の東北本線）。大自然に抱かれた四つの鉄路を辿る傑作トラベルミステリー集。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[エヌ氏の部屋でノックの音が・・・]

平成１７年　８月　１日　初版

2018/08/19

[コマンドー者]

西村氏の９０年代前半の短編４編収録。文藝春秋から当初刊行しているので、全て感傷的な結末でドラマが重視されている。お得意の爆破サスペンスものなど、安定して楽しめる出来である。

2024/03/16

[義輝仮面]

【★★★☆☆】 「◯と◯の◯◯線」という４つのタイトルで構成された短編集。 外出中に読んでるからこういう短編はあっさり読めて良い感じ。 陸羽東線のやつ・・・アレにページ割くなら自殺させないほうが良かったのでは・・・とおもった。

2017/09/12

[あきさん]

短編集と知らずに手に取った一冊。サラッと読了。上野が北の玄関口というのは、いつになっても変わらないのだろうと思う。

2016/08/19

[くま]

ジャケ買いしたけどあんまり面白くないー。短編集はだめなのかな、この方

2008/05/05