内容説明
★ときめきが欲しいと願うのは、そんなにいけないことですか?★アイリーンは不安にさいなまれていた。親の期待に応えるためとはいえ、愛も喜びも感じない相手と、このまま婚約していいの?安定がいちばん大切だと言われても、情熱とは何かさえ知らずに、生涯暮らしていくなんて。これが逃れられないさだめなら、自由なうちに一度だけ、熱く激しいスリルを味わってみたい。そう、ずっと夢見てきた奔放な一夜を。ついにアイリーンは自制心をかなぐり捨てて、あやうい冒険へと踏み出した。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はっつん
2
この作者の作品は、すごくホットなんだけどなぜか、いやらしくなくて、ユーモアもあって安心して読めます。ヒーローがヒロインにメロメロなのも良い。ヒーローの身分がばれたり、ヒロインが将来を案じて一方的に別れを告げたり、他の作者だと、修羅場になったりするんだけど、この作品では二人ともいい意味で大人なので、お互いを理解します。ちょっと刺激的かつ、イライラせずに読みたい時には、ぴったりの作品です。2016/05/04
ちゃろ
0
⭐⭐⭐とてもホットな作品。婚約を控えたお固い弁護士のヒロインが自分のファンタジーを叶えるため一夜限りの男性を探す。いろんな場所でいろんなことして、お互いのファンタジーを実現していくストーリーだけど、この作家さんらしく、さっぱりとした描写で読みやすかった。2013/09/23
める
0
一夜の情熱だけを求めヒーローに迫るヒロイン。ヒロインに会った瞬間運命の人だと悟るヒーロー。という設定は良かった。2013/09/16