ちくま新書<br> 帰ってきたもてない男 ──女性嫌悪を超えて

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ちくま新書
帰ってきたもてない男 ──女性嫌悪を超えて

  • 著者名:小谷野敦【著】
  • 価格 ¥748(本体¥680)
  • 筑摩書房(2014/08発売)
  • 光る紫陽花!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~6/7)
  • ポイント 150pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784480062468

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内容説明

ついに、あの男が帰ってきた! 一度は結婚し、裏切り者呼ばわりもされたが、今また、独り身になり、より弱気になって帰ってきた。二十一世紀を数年経過した現在における「もてない男」、とくに今度は「男のセカンドヴァージン」「三十代美人どもの高飛車ぶり」などの観点から、恋愛、結婚、負け犬、出会い系サイト、女性嫌悪、等々の男女関連諸問題を斬ってゆく。痛快無比な真剣勝負。

目次

第1章 恋愛は才能である―戦後民主主義の欺瞞
第2章 スポーツマン至上主義の時代
第3章 『もてない男』批判への反駁と弁明
第4章 結婚の愉楽と憂鬱―男のセカンドヴァージン
第5章 犬の腐乱死体は遠吠えもできない―「セックスできない人びと」の問題
第6章 写真つき出会い系の残酷市場原理
第7章 「堅物女」がもてない男を苦しめる
第8章 「女性嫌悪」を超えて―それでも私は女が好きだ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

302
前作のもてない男でも感じたが、なんとなくもてない理由を探しているように感じた。しかし当時の論壇状況がよくわかる一冊。著者の本はまた読んでみたい。2017/03/11

佐島楓

55
「もてない女」としては、いいんだよ、放っておいてくれよと思う記述も多数あった。2018/02/08

lonesome

53
例えば「100万回生きたねこ」の話の受け取り方など自分は小谷野さんとは違ったので女性観とか全面的に同意というわけではないけれど、小谷野さんの考え方や物言いが好きなのでこの本も面白く読んだ。引用されていた谷崎潤一郎が永井荷風と違う女性観を持っていたという「私は女を自分より上のものとして見る。自分の方から女を仰ぎ見る」という言葉は自分もまったくその通りだし、夏目漱石などの女性嫌悪の話もなるほどと思った。自分は女の人に話しかけるのが苦手だし怖いけど、決して嫌いだからじゃないとわかったのでよかった。2015/09/20

阿部義彦

22
ちくま新書『もてない男』は過去に読みましたが、続編もひそかに出てたのですね。小谷野敦さん、イマイチ知名度が低いのが残念です。私と同じでこれっぽっちもスポーツに興味が無い所と文学(と言っても古典)と音楽(と言ってもクラシック)が好きな所が共通。前著の発表後、結婚されて『もてない男』ではなくなったと言われたそうですが、その後離婚したそうで『帰ってきた』となりました。『女性嫌悪』の考察が白眉。漱石は不満な妻を離縁せずに女性嫌悪を育てて行ったが、彼を嫌った谷崎は不満な妻とは二度も離婚をして、女人崇拝を生きた。2025/05/30

ふらん

11
挑発的な文章が楽しい。伊藤整から北の国、ガンダムまでを引用し、モテ・非モテ論を展開。恋愛に必要なのはコミュニケーションスキルでなく、話題発見能力だという指摘は10代の頃知っておきたかった。…しかしこの人、芥川賞候補になったけど、もし受賞してたらどんな会見になったのだろう。2015/04/17

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