怖い夜

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怖い夜

  • 著者名:いちだきいち【作・画】
  • 価格 ¥495(本体¥450)
  • 小学館(2014/12発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784092896611

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内容説明

怖いけどおもしろい!怖いけどなつかしい!思わず背筋がゾッするお話。どうして寝言を言う人の言葉に答えてはいけないのか? いつも少し開いている戸の奥には一体、何がいるのか? キツネの嫁入りって? お酢なめオバアって? 知っているようで知らない怖い話全39話をショートストーリーであなたのもとへお贈りします。身の毛がよだつイラストつき。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

dotkawahagi_bk@だいたいホラー小説しか読まない

7
80ページ弱の絵本。語り口調からすると、おそらく作者が子供の頃に体験したり、人から聞いたりした話を綴っているのだろうと思われる。現代のように、不思議なことの多くに説明付けをしようとしている無粋さがなく、懐かしさを感じる一冊であった。収録されているのは昔話であったり、妖怪であったり、ひそかに囁かれる怖い話であったり……。作者が子供の頃不思議だ、不気味だ、怖いと感じた出来事も書いてあって面白い。読んでいて、怖いという印象はあまりなく、山奥のひっそりとした場所で起っている出来事を誰かから伝聞された気持ちになる。2023/05/07

コーデ21

7
少女チックな小花模様の表紙のわりに、中身は泥臭さ感じるレトロな絵柄。お話は聞き馴染みのあるものも多いけど、どこかしら垢抜けない持ち味で、絵柄と一体感ありますね^^ 小さいお子さんが読むと、このシンプルさがかえって怖いかも?2017/06/11

雨彦

4
再読。左側に絵、右側に文章、見開き二ページでひとつの話という構成。 なんともいえずノスタルジックな絵柄、文章の内容で子供の頃に味わった恐怖を追体験できる素晴らしい作品。 馬齢を重ねるごとに怖いものがなくなって今に至っているのは、よかったのか悪かったのか。昔、夜はもっと暗く怖いものではなかったか。2014/06/08

ぱに

2
すぐ読めそうだったのでチョイス。昔話「風」?狐の嫁入りカマイタチ以外は知らない。いちださんの世界観っぽい。死んでないのに葬式行われた深い眠りはちょっと怖い。イラスト重視の本で、いくつか幻想的で素敵だなと思った。チョンマゲの麻ひもが切れたジイさまの絵は面白かった。2019/12/15

2
オチがない怖い話2016/01/17

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