内容説明
ピアは人道支援の仕事の合間を縫って、母国サンリミニへ帰ってきた。親友の皇太子妃が妊娠中で安静を命じられたため、付き添いを務めることになったのだ。空港で迎えを待っていたピアは、現れた男性を見て唖然とした。今世界でもっとも有名な独身男性、フェデリコ王子。彼がなぜ直接迎えに来たのかしら？いぶかりつつも王子の完璧なエスコートぶりに、ピアはときめきを覚えた。だが舞い上がっていたのも、彼が来た理由を知るまでだった。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akiyuki_1717
2
終盤は楽しく読めたんだけど、スピンオフらしく、出だしが前作と絡めすぎてバタバタだった。そのためヒーローとヒロインが互いに惹かれたエピソードも中途半端だし、ヒーローと亡き妻との関係もすごく中途半端に書かれてて、ヒーローが妻が亡くなった時にそこまで罪悪感を持った理由も理解できなくて、残念な感じです。ただ、意地悪な人は出てこず、ヒーローの子供たちがとても可愛くてその点はとても好みでした。2016/05/22
