内容説明
アイデンティティをテーマに著者の40年近い臨床体験が生々しく語られている。これから臨床家を目指す人や自分探しに関心ある人たちへのメッセージであり、人は互いに影響しあいながら習い学ぶものだと気づくまでの著者の自分探しの道程でもある。
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目次
第1章 児童相談に見る母子福祉50年の年譜(「アイデンティティ」考 現代の不適応現象の伏線)
第2章 「いじめ」や「虐待」ということを考える(近年の児童虐待が示唆するもの―取り分け平成10年頃から 地域社会の失ったもの)
第3章 「指導」・「対話」・「主体性」考(社会的課題 「人を養成する」という課題考)
第4章 「心理療法」と「心理検査」ということを考える(「カウンセリング」考 心理面接とアセスメント)
第5章 様々な不適応への支援について(発達に障害を持った子供たちへの理解と支援について―現在に至るその変遷を中心に 支援者としての原則―しばしば陥り易い問題を中心に 援助者のクライエントに対する影響力について)