内容説明
鎖の音がする。 高校受験やら恋愛だかで辛苦を味わっている奴らを縛る、鎖の音。 世界という濁流の中に流れる様々な情報で、張りぼてでしかない見てくれを形成し、それを正解だと信じ切っている奴らを縛る、鎖の音。 ――がちゃがちゃ、がちゃがちゃ。 その音から逃げ出したくて、俺は――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
でっこいみちゃぴん
23
文学や音楽を、厨二病という言葉で評価するのは好きじゃない。だがこれはあれだ…間違いなく厨二だ!卍解!!もうここまで繊細な厨二病だと生きづらいだろうなと哀れさえ催す。一言でまとめると→男の厨二病はキスされりゃ治る2024/07/02
highig
14
表紙絵無し、口絵無し、挿絵無し。本当に文字だけで構成された作品。全体的評価は残念かな、及第点に及ばない。構成はどうにも拙劣で無理矢理まとめた感がすごい。人物の掘り下げや説明が足りておらず、唐突で理解できない部分が多い。読了しても作品の訴えたいことが見えてこず、タイトルにも取って付けたような違和感を感じる。だが、文章には妙に引き付けられるものがある。恐らくは若い時分にしか書けない狂気に似た力を感じる。この心の底から訴えてくるような文章が作者の魅力なのだろう。おそらく再読はしないが、何か心に残るものはあった。2015/07/03
晦夢
12
御影さんのデビュー作。イラストがないという珍しいラノベ。キャラそれぞれに自分の世界観があり、鎖や魔法などで表現されている。狂気にさらされた人間はまた狂気を持つ。狂ってるようで実際に普通の事のようで。最後の終わり方はなんというかイマイチ釈然としなかったが、面白かった。2013/12/12
ゼロ
12
個性を出しすぎた登場人物。やりすぎると電波のような、中二病のようなキャラクターになるのだと感じました。お話としては、暗く、鬱蒼としており、視点変更が多く、現実的であろうとしていました。心情描写が多く、勢いがありました。問題作と言われるほど、ぶっ飛んではいませんが、挿絵もないし、キャラ萌えもないし、変わっているのは確か。がちゃがちゃがちゃ。思春期のリアルの負の感情を描いた作品でした。2011/03/17
(●▲●)とらうまん(*^◯^*)
11
イラストのないライトノベル。いろんな意味で異常すぎる人物たちによる、良い意味で不快感をもたらす雰囲気がなかなか好みでした。
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