祥伝社新書<br> サバイバルとしての金融 - 株価とは何か・企業買収は悪いことか

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祥伝社新書
サバイバルとしての金融 - 株価とは何か・企業買収は悪いことか

  • 著者名:岩崎日出俊
  • 価格 ¥814(本体¥740)
  • 祥伝社(2013/09発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784396110086

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内容説明

この15年でなぜ日本の「株価」は激減したのか?そもそも「株価」とは何なのか?金融界の第一線で活躍するM&Aのエキスパートが、社会を動かす株と金融の関係を驚くほど平易に解説。個人と社会を豊かにする知恵を満載した、目からウロコの、まったく新しい金融入門!

目次

第1章 「金融」はあなたを金持ちにするか<br/>第2章 お金にコントロールされずに、お金をコントロールする生き方<br/>第3章 「儲かる株を見つけることが社会を豊かにする」とはどういうことか<br/>第4章 儲かる株はどうやって見つけるのか<br/>第5章 本来の株式価値を計算する<br/>第6章 株式市場の効率化を助けるM&A(合併・買収)<br/>第7章 企業価値の視点を持つ<br/>第8章 企業の価値を極大化する経営とは<br/>第9章 金融の前線から<br/>第10章 米国投資銀行の現場から<br/>第11章 市場からレッドカードをもらわないために

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

としP

6
大学3年生のゼミ入室前、担当の先生から読んでおくように言われた本。今、改めて再読。金融市場を相手に仕事をする人達ってのはまさにサバイバーだなって思う。効率的市場仮説が成り立つのであれば、十分に分散の効いた市場インデックス(TOPIXなど)を平均的に出し抜くことはできない理由は、ポートフォリオ理論と併せて今はよく理解できるが、大学3年の当時の自分はなんとなくしか理解出来なかったなあ。2014/03/04

Humbaba

6
会社は誰のものであるか.これに対して,欧米の答えは明確である.会社は株主のものであり,その利益を最大化することこそ至上命題である.しかし,日本においてはそれが必ずしも成立していない.酷い時には,社長や権力者の利益を最大化するために,株主の利益は見捨てられることすらある.2012/02/23

nekozuki

5
よくある金融技術の解説の本とは異なる。株価の意味や現在価値などの専門的な話もあるが、むしろ著者の外資での経験等を踏まえた日本の文化(お金や会社)に関する論考といった印象。著者の指摘はもっともなものが多い。著者は合理的な米国の考え方(民主主義)に対して、日本を君主制(権威に保護された体制)にたとえている。これは日本が「最も成功した社会主義国」と呼ばれることにも通じると思う。2015/09/01

Humbaba

3
絶対に成功する方法というのは存在しない。あるいは存在するのかもしれないが、それを赤の他人に公表する人はいない。そのため、自分の金融資産をどのように運用するかについては、自分自身の頭で考えることが必要になる。何もしなくても老後の心配がないというごく一部の恵まれた人以外は、誰もが考える必要のある問題である。2013/12/12

ほーくえーす

3
経済は極めて合理的であり、人間の行動は極めて不合理であるからこそ両者が必要不可欠である金融は面白い。資産を得ることで利益を増やし社会に還元するという会社の仕組みが、いつの間にか利益を上げるための担保としての資産を守ろうと躍起になるというのは不合理の骨頂である。同じことは投資ではなく投機を行う者にも言える。最終的には日本人とアメリカ人との違いを述べたような内容になっているが、確かにアメリカから学べるものもあるので参考になる。2011/04/02

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