壁を破る言葉

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壁を破る言葉

  • ISBN:9784872574258

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内容説明

出口が見つからない。そういうとき、どこでもいい。ぱっと開いてみてください。必ず、この中に壁を突き破るヒントがある筈だ。――岡本敏子(監修・構成)

目次

自由
芸術
人間

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

masa@レビューお休み中

128
岡本太郎といえば、「芸術は爆発だ!」という言葉と、あの独特の表情である。作品もいくつか知ってはいるけど、あのインパクトに勝るものはないなと思うんですよね。作品よりも、彼自身が芸術の塊であったんだなということが、この本を読んでいるとわかります。『壁を破る言葉』は、岡本太郎の信念や芸術に対する想いが詰まった名言集である。あまりにも無防備に芸術というものに向き合い続けた岡本太郎。奇異な行動や、独自の表現は民衆に媚びることなく、自分が表現したかったことを形にした証だったんですね。2013/12/05

めしいらず

56
何ものにも縛られず、真っ直ぐな目で”こう生きたい”己の姿を捉える。人の目からどう見られ、どう評価されるかを気にするのは、自分がまだ本気でない証。他人の為でも、自分の為でもない。ぶつけたい思いを、ただぶつけるだけ。真っ新な心さえ持っていればいい。内なる衝動は、勝手に涌き上がってくるから。すぐに壁にぶち当たるだろう。次々にぶち当たるだろう。だが、行き詰まることもあるから、拓ける。悪条件に自ら飛び込むその過酷の中でこそ、自分らしい力強い生き様が花開く。人生に勝ち負けはない。自分が完全燃焼したか、否か。それだけ。2015/06/22

ちびbookworm

52
著者の格言集。パラパラしてみる。白紙の中に、ハッとする言葉が吐き出されている。◆「限界は考えない。人間ははじめから限界のふちにたたされているんだから。」◆「まっさらな目をもて!そして目的を捨てろ!」ものごとに行き詰まるほど、頭でっかち、似た考えで埋まってしまう。◆「いつも自分自身を脱皮し固定しない。そういうひとは、つねに青春をたもっている」年を重ねていくほど、自然と枠にハマリがちになる。やり方も思考方法も。抜け出すことに意識的であれ。2024/11/27

さんつきくん

28
一冊の本を読み切っただけだけど、読後感はすっかり芸術家になった気分になれるから不思議です。岡本太郎先生の呟きを集めた本。1ページのど真ん中に一言二言の呟きが掲載されている。1ページ毎のインパクトがすごい。人間本来の人間らしさが「芸術」なのかなとも思いました。「自分自身」と言う作品をどうやって彩っていくのかだと思いました。解釈は人それぞれですが。とにかくすごい本と出会ってしまいました。2014/01/03

りえこ

23
強いエネルギーの言葉がたくさん書かれていて、パワーを貰いました。壁をどんどん破っていきたいです。2015/10/30

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