- ホーム
- > 電子書籍
- > 教養文庫・新書・選書
内容説明
「幸せは、待っていちゃこないんだよ」……。日本映画の巨匠といわれる監督の作品で、父親を気遣い結婚を躊躇っていた一人娘が嫁ぐときに、父親にこんな台詞を言わせた場面があったように記憶している。確かに、幸せは自ら努力し、創り出すものである。しかし、今、少なからぬ日本人が脳裏に描いている「幸せ」とは、平均以上の社会的な成功、平均以上の経済的なゆとりのある生活であり、それを創り出そうと努力しているのではないだろうか。本書で、著者が提案しているのは、いわゆる「社会的・経済的に幸せになる成功法則」ではない。映画の父親が一人娘に言ったような、平凡なこと、穏やかであること、健康であること、そういう日常生活のなかに「幸せを感じる感性を持とう」ということである。著者はそれを「足下の幸せ」という。幸せは創り出すものでもあるが、同時に見つけ出すもの、感じ取るものでもあることに気付かせてくれる新しい幸福論である。
目次
第1章 悩み・不安・心配事について<br/>第2章 仕事・働きがいについて<br/>第3章 勝負・成功について<br/>第4章 男の幸福について<br/>第5章 家庭・生活について<br/>第6章 旅について<br/>第7章 趣味・嗜好について<br/>第8章 教養について<br/>第9章 お金・価値観について<br/>第10章 健康について
-
- 電子書籍
- 縄文時代の恋とオーパーツの謎 下巻