内容説明
甘えん坊の摩美としっかり者の朋子。摩美の彼氏に一目惚れしてしまった朋子が、摩美の結婚式で行なった禁断のスピーチとは……「祝辞」。銀座のホステスから地味なOLに戻り、着実な結婚をめざした〈私〉を襲った突然の不幸……「夜離れ」。結婚に憧れる女性たちが、ふと思いついた企みとは? ホントだったら怖いけど、どこか痛快な気分にも。微妙な女心を描く6つのサスペンス。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
いつでも母さん
80
やっぱり乃南アサは巧いですね~短編集でこの高いレベルは凄いと思うなぁ。『女は怖い』って、つい思ってしまうのも無理はないですね~どれもとても怖いんじゃ無いのだ。それが却って私は『怖い』勿論こんな女ばかりでは無いさ。だが、心の隅に爪の先ほどの『黒い自分』はいないだろうか?死ぬまで女は女だろうさ。この先は分らないのだよ、ねぇそこの貴女・・・2015/08/12
tengen
71
乃南アサさん短編集。1話目、2話目とこれはギャグかと思いましたが、次から、恐るべし古豪アイドルファンの心理、髪に込める女性の思い入れ、浮気とすぐ決めつける短絡さなどはちょっと恐怖。普通の幸せを望んでるだけの比佐子の人生は少しせつない。☆彡 女性6人の心が壊れたり、壊れてゆく様を苦く見せられました。 でも同時期に出ている短編集「花盗人」に比べるとブラックさが少し不足。 4℃の恋/祝辞/青い夜の底で/髪/枕香/夜離れ2014/06/24
アッシュ姉
66
結婚して幸せを掴みたいと強く願うあまり、少しずつずれていく女たち。嫉妬、策略、執着、憎悪が渦巻く六つのサスペンス。さらりと読めて、ぞわりニヤりと楽しめた。そうこなくっちゃと黒い笑いを誘う「祝辞」と「髪」がお気に入り。実際にあったら怖いけど、小説の中では痛快で面白い。腹黒い感情を刺激される短編集。2018/03/12
まさきち
48
6人の女性にまつわる短編集で、それぞれの女性の利己的で短絡的な生き方故に訪れる何とも後味の悪い結末で締めくくられる物語。そのためか読み終わって少々人間不信といわないまでも人の言葉・行いに注意を払いたくなるとともに自分の仲の闇にも目を向けなければと思わされた一冊です。それにしてもそれぞれの人物や周りの人々の描写でリアルに感じさせてくれる乃南アサさんには毎度のことながら脱帽です。2013/12/18
カブ
40
女性独特の、笑顔の裏にある嫉妬、妬み、裏切りを結婚を絡めて描く。ちょっと周りを見渡せば居そうで怖い、6人の女たち。女って怖いぞー。2019/09/14
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