講談社文庫<br> 事故係 生稲昇太の多感

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講談社文庫
事故係 生稲昇太の多感

  • 著者名:首藤瓜於【著】
  • 価格 ¥691(本体¥629)
  • 講談社(2011/12発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062750240

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内容説明

22歳の昇太は、正義感たっぷりで直情型の愛宕南署交通課巡査。南署のマドンナ・大西碧とつきあうクールな先輩・見目とコンビを組んで交通事故の解決を目指す。だが、社会や組織の壁にぶち当たり、うまくいかないことばかりで……。これこそ警察小説の新境地! 『脳男』で乱歩賞を獲得した著者の受賞後第一作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みぃひ

8
某親族からの拝借本。主人公の昇太の感情の起伏がありつつも、いろんな事件事故や仲間から刺激を受けて苦悩しながらも成長していく、ヒューマン小説なんだなあという感想。伏線をたどるとか、ミステリー的なものかと思ってワクワクしてたけど、読んでる途中で「そういう話ではない」と親族から先に種明かししてもらったから、むしろ良い意味で期待しなくて良かったです。作者さんの文才とかそういう観点ではなく、あくまで一人間の成長日記であると知って読めば、楽しめる作品です。反対に事件の真相ばかり気にしてしまうと不完全燃焼になる作品。2021/07/08

gonta19

8
新規購入ではなく、積読状態のもの。 2011/1/19〜1/21 愛宕署事故係に勤める新人 生稲昇太の成長を描く連作短編集。一つ一つのエピソードはまあ良いのだが、全体として何が言いたかったんだろう。中途半端な結末であった。2011/01/21

ぶうたん

7
単行本で読んでる気がするけどまあいいや。ミステリと言うより、警察のお仕事小説の趣が強い。警察にしても交通課は珍しいかな。デビュー作とは全然作風が違うが、これはこれで面白かった。続きが予定されていたのか、いくつかの設定が放り出されているのはちょっと残念ではある。2022/03/13

蕭白

6
再読でしたが、最初に読んだ時ほどの面白さは感じられなかったなぁ・・・2015/12/06

minu tanu

4
あまりにも単純で不器用な昇太。もう少し学習しろよと思いつつ自分の若い頃と今を見直してしまいました。2022/04/10

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