内容説明
国際弁護士のイーデンは、中東の王国カーミスタンとの取り引きのため、会議室に足を踏み入れたとたん、凍りついた。どうして、ベン・ラムジーがここにいるの?しかも、彼がカーミスタンのシークだなんて!突然、六年前の甘く苦い思い出がよみがえった。弁護士だという彼とパリで出会い、またたくまに恋に落ちたけれど、彼はベッドで眠るイーデンを残して忽然と姿を消したのだ。ベンは、この再会をかねてから準備していたらしい。なぜ今になって現れたの? これからどうしようというの?イーデンは、シークの衣装と権力を身にまとった彼を呆然と見つめた。■大作家ノーラ・ロバーツが「読む者の心をとらえて放さない」と絶賛するケイシー・マイケルズの実力が大いに発揮された一作です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちゃろ
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⭐⭐ヒーローのシークは、不実じゃなかったよ。どちらかというと、ヒロインがちょっとエキセントリック。シークレットベイビーものなんだけど、盛り上がりに欠けて、中だるみで流し読み。2014/06/02
くろうさぎ
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フォーチュン家のシリーズの一つらしいのだが、他は読んでないので、家族の話が入ってくるとちょっと気になるなぁ・・・・。シークが身分を隠し、パリで出会った二人だったが、詳しいことは説明しないでヒーローがいなくなり、独りで頑張ってきたヒロインです。事情が事情なので、ヒーローの言う分もわかるけど、ヒロインの大変さをもっとわかる理解すべきじゃ・・・?国のためとはいえ、自分は別の女性を結婚した訳だし、、2012/05/17