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内容説明
「いいモノを作っても、なぜ売れない?」コンテンツ産業専門コンサルタントが、ものづくりに携わる者たちの永遠のテーマに真正面から向き合った!本書では、映画・ゲーム・音楽・テレビ・出版業界等のあらゆる成功パターンから抽出した“今、ヒットを生み出すためのマーケティング理論”を解説。水戸黄門からジブリ、ガンダム、ワンピース、はたまたAKB48まで、多岐にわたる膨大な事例から「偶然ではないヒットの法則」を学んでゆく。 コンテンツ業界は、「天才が放つ大ヒット頼み」の時代と決別し、ギャンブルではなく知恵で勝負できる時代がやってきた!
目次
序章 ヒットはパターンでつくれる<br/>第1章 コンテンツビジネスの現状―もう天才には頼れない<br/>第2章 競合を認め、シリーズ化を試みよ<br/>第3章 「ブランド」と「ライセンス」で収益を最大化せよ<br/>第4章 人間の「快」パターンを追求せよ<br/>第5章 コンテンツビジネスのこれから―欲望創造産業たれ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
bibliophage
2
序章、非常に概念的で難解でした。第一章は例も沢山取り上げていただき大変わかりやすかった。「欲望を創造せよ!」生き残るにはこれしか無いですね。 2013/11/06
nizimasu
2
端的に言えば勝ちパターンを徹底しろということ。そもそも勝ちパターンを作るのが肝心なのだが、そこはコンサルに頼めというのが、コンサルのポジショントークか。でもコンテンツ産業の「パート2」や続編というのがきわめて統計的にも有効な法則というのがわかってそれはそれでよかった。何の夢も希望もない話だけれど…2013/10/03
まめタンク
1
2013年164冊目。やはりコンテンツが多様化しているという事実はある。90年代に入りメガヒットが連発する一方で、00年代に入って携帯やパソコンといったものが普及する中で学校の井戸端会議ではありませんが、必ずしも「好き」が一緒とは限らない。ただ、コンテンツそのものの作り方が大きく変わったのか?というと、それも違う。ヒットを生み出すのが難しくなる一方で、ヒットを分析するという新たな試みが必要なのかもしれない。AKB48は新しいようで古い、それこそジブリは児童文学か原作である事も多い。2013/12/13
newyorker
0
B2C向け 読み流し2014/03/15
Asaya
0
面白かった。ブランドとライセンスについてや人間の「快」パターンに関する分析説明は興味深い。自分も物を書く立場にある以上、こういう思考を常に考えなきゃいけないなと思う。2013/11/29