お寺の経済学

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お寺の経済学

  • 著者名:中島隆信【著】
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • 東洋経済新報社(2014/03発売)
  • ポイント 12pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784492313459

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内容説明

意外にもコンビニエンス・ストアの倍近く存在するお寺。一体お寺は何のために存在し、誰がどのような活動をしているのか。戒名や税金などを経済学的視点から鋭く分析し将来像を描く。
【主な内容】
序章今なぜお寺なのか
第1章仏教の経済学
第2章すべては檀家制度からはじまった
第3章お寺は仏さまのもの
第4章お坊さんは気楽な稼業か
第5章今どきのお寺は本末転倒
第6章お寺はタックス・ヘイブンか
第7章葬式仏教のカラクリ
第8章沖縄のお寺に学ぶ
第9章お寺に未来はあるか

目次

序章 今なぜお寺なのか
第1章 仏教の経済学
第2章 すべては檀家制度からはじまった
第3章 お寺は仏さまのもの
第4章 お坊さんは気楽な稼業か
第5章 今どきのお寺は本末転倒
第6章 お寺はタックス・ヘイブンか
第7章 葬式仏教のカラクリ
第8章 沖縄のお寺に学ぶ
第9章 お寺に未来はあるか

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

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2
経済学を通してみるお寺。なんだけど、一般市民のための「仏教入門書」と言ってもいいと思う。仏教に対する一つの解釈を得た。日本人の多くが「仏教徒」であるにもかかわらず、なぜ人が死んだ時(主に葬式)くらいしか関わりがないのか。手塚治虫の『ブッダ』や南都六宗などの教科書の知識はあっても、日本の一般市民と仏教の関係がどうつくられてきたのか、考えたことない人間の方が多いんじゃないか。仏教伝来からの流れがわかりやすく書かれている良書。宗教の本分とはなんなのか。葬儀や法事、墓を立てることに疑問を持たない諸氏に勧めたい。2023/05/20

daichan

2
だいぶ前に一度読んだことがあったような気がするけど、なぜか文庫でなく新書版が手元にあったので読んでみた。 前著の大相撲同様、面白かった。 「将棋の経済学」もやってくれたら面白いと思うけど、ちょっと規模が小さすぎるか。あるいは囲碁とかゲーム全般に拡張するか。2018/03/11

なお@寺男

2
お金の面からもお寺を捉えたいと思い。法要を『葬儀だけでは生計が成り立たない為に考えられた収入を増やす工夫』と分析、システムとしてのお寺に改めて気づかされます。どの学問も人を幸せにするために存在するならば、仏教と経済学はどこかで繋がっている筈だという考えは柔軟で、素晴らしい。『寺再生には檀家制度の解消による選択の自由を』を提案して終わるのですが、経済学側に寄りすぎていて地域や人々、特に自由に移動の出来ない年配の方には厳しいのでは。寺男としては、現状の檀家さんの不満に敏感に応えていくことが必要と感じました。2014/06/26

OnStack

2
ビジネス★★★★ 全国七万のお寺、三十万の僧侶を抱える巨大市場のお寺について客観的に解説されていて非常に勉強になる。葬儀でしか接点がなくとも、日本人として知っておくべき事が多々あり、檀家、非課税、歴史など知識が広がる。知らないより知っておいたほうがよい。2014/01/25

ophiuchi

2
著者が批判する檀家制度の成り立ちなどが分かり、お寺と付き合っていく参考になる本でした。2010/11/09

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