孔子から孫文まで 人物50人で読む「中国の思想」

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孔子から孫文まで 人物50人で読む「中国の思想」

  • 著者名:鍾清漢
  • 価格 ¥699(本体¥636)
  • PHP研究所(2012/10発売)
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  • ISBN:9784569663463
  • NDC分類:122.02

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内容説明

古来から私たち日本人は、言葉や文字を初めとする多くの文化を中国から取り入れてきた。中でも儒学に代表される「中国の思想」は、現代の我々の生活や文化に深く根ざしており、その影響は無視できないものがある。例えば『論語』。私たち日本人は『論語』に少年の頃から慣れ親しんでおり、「人生を生きる上での座右の書」と言う人も少なくない。また王陽明の唱えた「陽明学」も日本に大きな影響を与えている思想の一つだ。吉田松陰や西郷隆盛など幕末志士の思想と行動は陽明学説に負うところも大きく、明治維新の成功は陽明学抜きでは語れないとも言われている。本書は、思想家50人の生涯を追いながら、それぞれの思想の誕生から発展・普及まで、その流れを読み解こうというもの。孔子、老子、孫文など誰でも知っている人から、屈原、王充、韓愈、厳復といったマイナーな人まですべてを網羅した、入門書として座右の書として納得の一冊。

目次

第1章 古代の十一人(孔子 周公旦 ほか)
第2章 漢代の八人(劉向 鄭玄 ほか)
第3章 六朝・隋唐時代の七人(玄奘三蔵 慧遠 ほか)
第4章 宋・元・明代の十二人(范仲淹 欧陽脩 ほか)
第5章 清代・中華民国の十二人(愛新覚羅玄〓(か)(康煕帝)
黄宗羲 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あつ子🌼

7
凄い。最近読み返したら「清代・中華民国の十二人」の章がぐいぐい入ってきて面白いのなんの。購入当初は「古代の十一人」の章目当てだったのですが。 浅田センセ『蒼穹の昴』シリーズのおかげだー。2019/12/08

くらぴい

2
この本から中国古典の道に入り、一応ひととおり読みました。安岡氏の著書も含め網羅した感じです。心の自律に効きます。2006/10/13

ELW

1
 東洋史が弱い自分には好都合な一冊だった。「思想」にもよるが、王安石が収録されていないのは意外。いろんなところで耳にしたが、webで見かけないエピソードも思い出せた。あ、程二子は不可分なのね。周敦頤の太極図説ってけっこう不思議なんだけど、朱熹が誉めてるのなら仕方がない。 『伝習録』に目を通したからではないが、陽明学の末流がどうなったかが知りたい。2018/05/18

numainu

0
評価C2005/03/18

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